英語TIPS : Mercury 水星/ mercury 水銀

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毎週土曜に英語の勉強会をやっておりまして、個人的にも英語は好きでして、へえ、とか、あら、と思った英語情報や役立ちそうな英語情報を時々載せていこうと思います。普段はへえ、とか、あら、と思ったっきり忘却の彼方へ消えてしまうので。。
本日のTIPSはMercury/mercury。
昨日土曜の英語勉強会にて、魚に溜まる水銀mercuryの話題が出ました。
マーキュリー?
私は西洋占星術が好きで、Twitterで占星術情報をよくチェックしているのですが、星の名前でマーキュリーってあったよねえ。日本名だとどの星か分からないけどw。同じ単語かしら???と思いまして。その場では分からなかったので、調べてみました。
まず、いつも使っているオンライン英語辞書weblioでmercuryをチェック。
すると、
mercury: 1.水銀 2.水銀柱
Mercury:1. 水星  2.(ローマ神話)メルクリウス、マーキュリー
とでました。(http://ejje.weblio.jp/content/mercury)
ん??? スペルは同じ、発音も同じに見える。先頭が大文字/小文字は違うが、これは同じ単語なのか、それとも同音異義語?語源はどうなってるんだ?その辺がweblioでは分からず、ググってwikiへ。
wikiの水銀の説明の中に、以下の記述がありました。
「英語名 mercury は14世紀から用例があり[3]、占星術や錬金術の分野で最初用いられたものである[3]。これは、天球上をせわしなく移動する水星を流動する水銀に結びつけたもの[3]とも、また、液体で金属であるという流動性が、神々の使者として天地を自由に駆け巡ったヘルメース(ギリシア神話の神で、ローマ神話のメルクリウス(Mercurius)と同一視される)の性格と関連づけられたためともいわれる[4]。」(https://ja.wikipedia.org/wiki/水銀)
要するに、昔から水銀=水星=mercury だったようですね。どちらが先に発生した言葉なのかは分かりません。
ちなみに、水星でwikiを調べたら、水銀に関する記述は以下でした。
「錬金術では七つの金属が惑星によって象徴され、ヘルメス/メルクリウスは水銀と関連付けられたため、水星の惑星記号が水銀の記号として使われた。」(https://ja.wikipedia.org/wiki/水星)
ここでは水星(の記号)が先で、それを水銀(の記号)に充てたようですね。
言葉も星が先なのかな?
日本語でも、水星と水銀、”水”の文字は一緒ですね。日本の中で出来た言葉なのか、英語からの訳語なのかは分かりません。
Mercuryの調査結果は以上です。
ちなみに、水銀式の温度計ってまだ売られてるのですね。


昔、水銀式体温計を割ってしまったら、水銀がコロコロと出てきて綺麗だったのを思い出します。
水銀使用の利点ってこうみたいです。
「水銀は純粋にするのが容易で,ガラスをぬらさず,広い温度範囲(−38.8〜356.6℃)で液状を保つことなどの長所から,最も広く用いられる。」コトバンク 水銀温度計https://kotobank.jp/word/%E6%B0%B4%E9%8A%80%E6%B8%A9%E5%BA%A6%E8%A8%88-82846
水銀ってもう使えないという話を聞いたりもしましたが、条例で用途によっては製造や輸出入禁止になったりしてるようです。禁止のものもあるが、完全禁止ではない、みたいですね。
水銀にまで話広がりましたが、以上です。
 


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