★セネガル旅行:人気セネガル料理チェブジェンレシピ編 Trip to Senegal!その7★魚とご飯の料理。手間暇かけてます!

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セネガルを知っている日本人のお客さんに良く聞かれる、「チェブジェンあります?」のセリフ。今日はそのチェブジェンのレシピです。
wikiによると「ウォロフ語で、「チェブ」は米、「ジェン」は魚を意味する。その名の通り、魚の煮汁で炊いた、ピラフにも似た米料理。アフリカ料理の中で最も洗練されているといわれるセネガル料理でも、最もセネガル人が誇りとする料理である。」だそうです!(wikipediaのチェブジェン説明はこちら)
調理講師はPikineのアミ。彼女の調理の様子を見学させてもらったのですが(手伝うつもりだったけど、私の出番無し)、非常に手間暇かかっていて、出来上がりまで待ち時間含めて3時間も!
過程が長いので、まずは完成形を。
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炊き込んだご飯と魚、それに大きな野菜。1人用ごはんの盛り付け。
 
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みんなで食べる大皿はこんな感じ。出汁が効いていて、美味しく、ご飯食べすぎてしまう。
 
さて、その作り方は
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まずは魚を洗います。細長い魚です(名前不明)。
 
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小型ナイフで丁寧に鱗を取り、内臓も取り出す。
こちらでは基本的に小さいナイフ1,2本で調理しており、大きな包丁は無い。まな板も無くて、野菜のみじん切りだろうが空中でこなす。
なので、私はうまく手伝えず。包丁とまな板があれば野菜のカットくらい本当はできるんだけど!
 
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洗った魚。
そして
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鍋を火にかける。右手奥の機械は4口の電気?ガス?のコンロだけど、利用していない様子。理由は不明。(ダカールのマンションではちゃんとこのタイプのコンロを使用していた)
 
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お玉にたっぷり一杯、オイル投入。
 
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冷凍庫から作り置きの、緑の物体を出して、魚の中に詰める。葉っぱ系をみじん切りにして調味料と混ぜたものっぽいが、言葉が通じない為、具体的に何かが分からず。身振り手振りで「これ入れるの?」「そうよ(ニコニコ)」「わかった(ニコニコ)」みたいな遣り取りで終了。。
私のセネガル行きのミッションの一つは「セネガル料理をマスター」だったのだけど、謎の物体を投入された時点でミッション不達成に。。
 
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きっと塩、を魚にパラパラ。
 
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鍋に魚投入。
 
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次にすりこぎみたいな容器にニンニクを入れて、棒でつぶす。このすりこぎセットはダカール家の台所でも使っていたので、セネガル家庭の必需品かも。
 
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ピーマンを空中みじん切りで投入。
 
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ニラらしきものも空中みじん切りで投入。
 
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MaggiとかJumboとかの名前のコンソメ的な固形調味料投入。
 
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そしてすりこぎでよく叩いたあとに、皿に入れて水投入(だったような。もはや記憶曖昧)
 
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で鍋から魚だけ一旦取り出し、先ほどの調味料を投入して引き続き煮込む。
 
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お次は野菜。カット済みでこのサイズ。キャベツとナスとイモみたいなのと、カボチャみたいなの。
 
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鍋に魚を再投入して、野菜も投入。
 
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蓋して煮込む。火力は基本的に強いまま。
東京の店では、セネガル人シェフがいつも強火で長時間調理しているので、そんなに強火を維持しなくてもいいだろうに、といつもモヤモヤしていた。(そして勝手に火を弱めては、見つかってケンカ)
でも、ここで見て納得。常に強火で長時間。熱伝導率が悪いのかもしれない。火なのか、鍋なのか、それとも空気が違うからなのか、分からないけど。
 
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煮込んでる間、台所の掃除開始。アミは本当に綺麗好き。水ジャバジャバかけてゴシゴシ洗いまくり。水は豊富な様子。近くに大きな川もあったし。
しかしこんなにいつも掃除しているのに、台所にはなぜかいつもハエが居る。清潔度は変わらないダカールマンションの台所には居なかった。多分、地域のハエ度×個別の清潔度 でハエの量が変わってくるのかなあと。
ここよりも生活レベルの低そうな集落を訪れたときは、台所どころではなくて、家の外に居る人間にもハエが沢山たかっていた。
 
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さて掃除終わって、また魚と野菜を取り出し。
 
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煮汁に乾燥トマト粉末のようなものを投入。
 
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米登場。タイ米の様子だけど、そんなに長くはない。お米を洗い、
 
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蒸気用の穴が開いてる鍋に米入れて、煮汁鍋の上にセット。
 
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米の鍋に蓋をして、上下の鍋の間の隙間を布紐で巻いてふさぐ。しばし蒸す。
 
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あんなに面倒なセットをしたのにたった数分で取り出して、煮汁に直接コメ投入し、再び炊く。
本当に面倒くさいですよこの料理!!毎日文句も言わずに料理するアミを尊敬。
 
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そんな面倒な過程を経て炊きあがったご飯。良い匂い。
 
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かき混ぜてから大皿へ。
 
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取り出していた魚と野菜を盛り付け。
 
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無事にみんなでご飯。長い道のりだった!そしてさすがにすごく美味しい。昼ごろから作りだして、この時点で15時くらい。セネガルの主婦を尊敬するよ。。
 

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