1人読書会:「バッタを倒しにアフリカへ」前野ウルド浩太郎:科学が面白くて元気が出る本

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前野ウルド浩太郎さんの「バッタを倒しにアフリカへ」を読みました。
3月に前野さんのイベントがあるので、その告知がてら読書日記をアップしようと思っていたら、今日もう満席になってしまって、読書日記アップする意義が無いというw
いや、イベントは別としても、この本自体、非常に面白かったのです。
この本を知ったのは、時々お店に来てくれる近所の(メディカル)ドクターが「面白い本があるよ。モーリタニアってセネガルの隣だし、読んだら?」と勧めてくれたのがキッカケ。
読んでみたら、たしかに面白くて、そして思ったのが「あのドクターが面白いという訳だわー」と。
ただムヤミにおちゃらけてる面白さだけじゃなくて、真面目な科学的好奇心からの面白さと、アフリカ・モーリタニアという未知の世界の面白さと、前野さんが一生懸命バッタに取り組むその姿勢の興味深さと、不運な出来事でも笑い話に変えてしまう面白さと、いろんな種類の面白さが詰まっていて。
おススメの本です。一気に読んじゃいます。

フィールドワークに出ながら論文ネタを探し、仮説設定とそれを証明するための必要データが何かがパッと出てくる。論文ってこういうことなのかーと未知の世界を垣間見る。
バッタ群が飛んでる写真は綺麗で夢みたい。(バッタの被害を受ける訳でなく、他人事だからキレイだと思えるのでしょうけど、、、)
面白おかしく書いてあるけど、優秀な人なんだろうなあというのが垣間見えるし、
後半のガムシャラにバッタ博士として知名度を上げていく所とかはもう感動。自分は本気度足りなくない?と反省。
そして個人的には、本を読んだ後に、ご本人にお会いできるという役得。
(先日、お店にお越しくださったのですが、写真を撮らせて頂くのを忘れました。。)
とても真面目な感じの方で、話をしていると「なんかバッタになった気分だわ・・・観察されてる?」となりました笑。
相手の話をきちんと聞いてくださる方なのですが、バッタのように観察されている気がしてしまってw いえ、こちらの思い過ごしでしょう笑
来月4日のサイエンスカフェと交流会も楽しみです。
 

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