フリージャーナリスト下村さんのアフリカ話第二回目、ルワンダ篇。
「くらーい気持ちになります」とは下村さん談ですが、ご興味ある方多いですよね。
今回は土曜昼間の開催です!
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◆元高校球児が、アフリカの紛争地で触れた原色の道標◆(全5回)
~Vol .2 人生を決めたルワンダの絶望と希望(1995年~現在)
・フリージャーナリスト下村靖樹による、写真・動画を使用したトークショー第二回目
・全5回のトークショーをまとめ、書籍として出版予定。
(Realtime Press ウェブサイト)
http://realtime-press.com/
(下村靖樹プロフィール)
http://realtime-press.com/profile/index.html
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◆日時:2018/10/20(土) 13:00~15:00
※開場:12:30
※ 15:00~16:00はフリーの交流会となります
◆参加費:2,500円 (ワンドリンク付き)
※現地当日払い。20歳以下は1,000円引き。
◆申し込み:以下のいずれかからどうぞ。 (当日キャンセル・無断キャンセルはご遠慮ください)
Facebook https://www.facebook.com/events/239516550240712/
Peatix http://ptix.at/3aaAyX
Meetup http://meetu.ps/e/FPY7V/mCt4s/f
もしくはお問い合わせページからご連絡ください。
◆会場:Blue Baobab Africa
〒106-0041 港区麻布台2-2-12 三貴ビル2F
TEL 03-6884-3100
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私にとってルワンダは、人間は本当に人間を殺すのだという事実を初めて目の当たりにした忌むべき地であると共に、ジャーナリストとして生きていく決意と覚悟を与えてくれた大切な第二の故郷です。
専門学校卒業後、フリーターとして生活する傍ら、なんの準備も計画もなく赴いた1992年のエチオピア、リベンジを期して飛び立った1993年のモロッコ――。
私が得たものは、いずれも挫折と失敗だけでした。
そして1995年。
偶然目にした雑誌の記事をきっかけに「今度こそは」との覚悟で、出発前に初めて出版社に営業をかけてルワンダに向かいました。
しかし当時のルワンダは、全土を血で染めたジェノサイドから1年が経過してもなお、空港は迫撃砲で穴が空いたまま、道路標識は銃痕だらけ、首都キガリ市内でさえ夜間には銃を持った強盗が頻繁に出没する準紛争地。
24歳だった私にとって、日々の出来事や出会い、そのすべてが出発前の覚悟を無に帰す衝撃の連続でした。
特に1万もの死体が放置されていたニャルブエ教会の撮影では、目の前の凄惨な光景だけでなく、自分自身の醜悪な内面をも撮し、人生最大のターニングポイントになりました。
その後、1996年の難民帰還。
1998年のジェノサイド容疑で収監されていた囚人へのインタビュー。
そして、ルワンダのTOFU屋取材で出会った、戦災孤児コロンベ。
ルワンダでの経験、その一つ一つが大切な大切な宝物です。
現在のルワンダは、「アフリカの奇跡」といわれるほど経済面で復興を果たしていますが、私にとっては、「ルワンダで二度と内戦が起きないこと」=「人類という種の奇跡」でもあります。
まだ混乱が続いていた1990年代をベースに、私が見てきたルワンダの奇跡、そしてルワンダが私に与えてくれた愛憎の全てを、お伝えしたいと思います。
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