今日のアフリカニュース◆投資の受け皿不足?◆「急速に人気の高まるアフロビートに賭ける投資家」 2019年2月1日:アフリカ最新ニュース

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景気の良いタイトルだけど、投資を受ける該当レーベルは今はそんなに元気ではないという
多少チグハグ感のある話。
伸びてる分野だから投資をしたいけど、まともに投資をできる組織が無くて、
ちょっと元気が無いけどそこそこちゃんとしたレーベルに投資を決めた、ということなんだろう。
この後このマービンレーベルがどう成長していくのか注目。
アフロビートってアフリカの音楽かな、くらいに思ってたがちゃんと定義があったのね。
ナイジェリアポップがすごい人気というのは聞いたことあったけど、私が名前知ってるのはP Squareくらいだ。(それは私が音楽チェックしていないからだ)

急速に人気の高まるアフロビートに賭ける投資家
マービンレコードはナイジェリアの独立系レーベルで、
ティワ サベッジTiwa Savageやコレデ ベロ Korede Belloなどを抱えるが
アフリカ大陸で人気の高まるアフロビートの流行りに乗りたいプライベート・エクイティ投資家から資金投入があった。
この新しい投資は「数百万ドルの契約」と呼ばれ、クパンダホールディングスKupandaによるものだ。
この会社はアフリカの投資会社クパンダと世界的な投資ファームTPGグロースの合弁会社だ。
TPGはアフリカでSpotifyやUber,Airbnbとトレースメディアに投資している。
今回の契約ではマービングローバルが設立されたが、マービンレコードの創業者ジャジーDon JazzyはD’BanjやP Squareなどの初期アフロビートの立役者たちを世に送り出したヒットメーカーである。レーベルはラゴスで2012年に設立された。
「この会社はアフリカのポップミュージックを世界に送り出す」とクパンダHDのピットマンは発表した。
この契約でのマービンの株式割合は公表されていない。
クパンダはマービンがナイジェリアのポップ音楽で再び返り咲くことを期待している。
この2年でマービンレコードはナイジェリア市場での影響力を失った。
レーベルのスターであるサベッジSavageは移籍を噂されており、もう一人のスター レカド バンクスReekado Banksは12月に移籍を発表した。
サベッジはまだまだ伸びる歌手で、昨年の彼女の辱は年間20位にランクインした。
しかしレーベルの他の歌手Korede Bello, Johnny Drille, Di’ja, D’Prince, Dr Sid, Ladipoe, DJ Big N and DNAらは伸び悩んでいる。
この契約はレーベルにとって新たな方向性を見出すだろう。
投資家がマービンに期待するのは、伝統的なレーベル業界で大きな組織だったレーベルがほとんどないからだ。
ラゴスには山のようにレーベルがあるが、そのほとんどは専門性と組織が無い。
クパンダの投資とヒット曲と人気歌手でマービンがよみがえれば、その企業価値は何倍にもなり、より大きな音楽会社やテック系や通信会社系を作ることも出来るだろう。
最近は欧米でもアフロビートは人気で、大手音楽会社による外貨投資を呼び込んだ。
ソニーミュージックは2016年からラゴスに進出し、世界最大の音楽会社ユニバーサルミュージックは昨年7月にラゴスとコートジボアールのアビジャンにオフィスを構えた。
アフロビートとはアメリカのヒップホップ、ジャマイカのダンスホール音楽、アフリカのポップ音楽のミックスで
この1年半で急成長したポップ音楽だ。ウィズキッドWizkid,ダビド エアジ Davido Mr Eaziなどのスターがいる。
アフロビートはイギリスの音楽チャートで上位に食い込み、NYやアトランタのヒップホップラジオ局で人気だ。
ダヴィドもウィズキッドもロンドンの2万席規模のO2アリーナでのライブチケットは完売した。
マービンはエンタメとメディア、マーケティングをまたいで活動しながら、
他のアフリカ都市にも進出し、他のアフリカポップ音楽も取り込もうとしている。
この契約は、ナイジェリア音楽に留まらない、アフリカ音楽の長期的なプラットホームを作ることになると
ジャジーは語る。マービンは配信、製品開発、出版、新しい音楽といった音楽ビジネスの様々な可能性を探るつもりだ。
Private equity investors are making a bet on Afrobeats’ rapid rise up the global charts
https://qz.com/africa/1539118/
#アフリカ 046

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