すごい美人だと思ったら、ミス・ブルンジとのこと。
こういう地域発の会社は頑張って欲しい。
ただ、地域発といってもカナダでエリートだった人のようなので、少なくとも現状では欧米での教育は必須なのかな。
マラリア対策の最新の地域イノベーションはオーガニックコスメ
マラリア撲滅はハンドクリームで対処できるほど単純な話ではないが、いま始まったところだ。
ブルンジの小さなオーガニックコスメ会社は日常生活に取り入れやすいマラリア対策を発見した。
10年前ギネット カリレキニャナGinette Karirekinyanaはケベックの大学でビジネス倫理を教えていたとき、モントリオールの学校が天然素材で安価な蚊忌避剤を開発したのを知った。
ブルンジ生まれの彼女はその頃、アフリカが蚊で苦しむことにフラストレーションを感じていた。
2017年には90の国で2億件のマラリアが報告されており、アフリカはその92%を占める。
ブルンジはわずか1千万人の人口だが2000年には72万件、2017年には180万件のマラリアが発生した。
「マラリアがアフリカの問題ならば、アフリカは自分たちで解決法を見つけないといけない」と彼女は言う。
蚊帳がマラリア対策として使われていた当時、カリレキニャナは自分のビジネスを立ち上げていた。
2000年以来アフリカには10億ドル以上が使われ、死者数現象という成果を見せている。サッカー選手や政治家、ビルゲイツなどが蚊帳をマラリア対策に活用した。
だが、殺虫剤の塗布された蚊帳は次第に効果を失い、住民は漁業にその網を使うようになった。
蚊帳は効果的ではあるが、マラリア対策としては効果はもう頭打ちだ。
それは慢性的な資金不足が原因でもあり、蚊が殺虫剤に耐性を付けてきたこともある。
遺伝子科学はマラリアを運ぶ蚊を撲滅できるし、WHOはワクチン接種を展開する。
それまでは、病気に優先順位を付け、目標を絞ることで解決策となる。
狭い部屋を寄付された蚊帳で包む努力は必ずしも価値があるとは限らない。
「マラリア対策の大きな成功のいくつかは地元から始まっています」と
採血不用のマラリア検査を開発した24歳のウガンダ人エンジニアは言う。
「イノベーションが必要で、マラリア流行地域ではより必要です」
カリレキニャナはケベックを離れ、ブルンジでイヌハッカを育てるプロジェクトを立ち上げた。イヌハッカはエッセンシャルオイルになる。
調査によるとブルンジでの60人の被験者のうち、55人がこのオイルを含むローションを使うと蚊に刺されないと回答した。
10名はオイルの刺激臭に不満を述べたが、殆どの人はこのローションを日常生活に取り入れられる。
カリレキニャナは刺激臭を薄める方法を見つけ、石鹸やローション、お茶に入れた製品ラインナップを作り、地元の有名起業家になろうとしている。
高価なキャンドルやスプレー、香水も作ってみたが多くの消費者には高すぎた。
「みんな石鹸やクリーム、ローションは使います」と彼女は言う。家庭用洗剤も発売予定だ。
2010年から始まった彼女の会社は従業員は20人を超えた。
製品ラインナップは地元のミスコン女王や女優たちにも評価されている。
しかしまだ、ブルンジ最大の首都ブジャンブラの健康商品やブルンジ都市ギテガの化粧品に過ぎず、マラリヤの多い地方にまで届いていない。
蚊帳を捨てる必要は無いが、より生活に自然に取り込める解決方法が必要だと彼女は考えている。
An organic cosmetics range is the latest homegrown innovation trying to eradicate malaria
https://qz.com/africa/1524070/
#アフリカ 048
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