2019年4月4週目のアフリカ最新ニュース:アフリカリーダー会議からアフリカAirbnb事情、ガーナでドローン医薬品配達、フランス語圏アフリカへの投資、ウガンダ曲線美、アフリカでの東京ニュース、マリのモスクまで

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2019年4/24-4/30に取り上げたアフリカ最新ニュースです。
Twitter(@BlueBaobabBar)や
Facebookでアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。
平成最後のアフリカニュース!w

#アフリカ 127 2019/4/24 【エジプト主催のアフリカリーダー会議でスーダン抗議運動とリビヤ危機】

写真は今回の会議写真では無いと思うが、
アフリカの問題についてアフリカのリーダーが集まり会議するという。
そういうことやってるんだ!というちょっとした驚きと、
それぞれ自国の問題も抱えつつ、大陸の問題にも対処するって大変だなという感想(アフリカ以外の地域もみんなそうだろうけど)。
また、アフリカの中でも大国的位置付けの国々がメインだろうな、とも。アフリカのニュースサイト見てても、出て来るのは特定の国々で、ニュースにも載らないアフリカも沢山ありそうというのが最近の感想。

火曜にエジプトでアフリカのリーダーたちが会議を行い、スーダンとリビアの発展について発表する予定だ。
二つの国が危機に陥って以来最初の緊急会合だ。
スーダンでは昨年12月の抗議運動が、軍事政権がバシール追放した後も続いている。
リビヤではカリファKhalifa Haftar指揮官が国連の政府支持を転覆するためトリポリを攻撃している。
アフリカ連合の現代表シシSisiは、チャドのDeby大統領、ルワンダのトップKagame、コンゴのSassou-Nguesso、
ソマリアのMohamed、南アのRamaphosa、ジブチリーダーのGuellehを迎える。
この会議はスーダン、リビア危機についてアフリカのリーダーが招集される最初の会合だ。
スーダンについてアフリカ連合AUは”適切な方法で改革に対処し、安定と平和に寄与する”ために話合う。
AUは軍隊が14日以内に民主政権へ権力移譲しなければスーダンを一時停止すると4月15日に忠告した。
AU委員長のFakiはエチオピア、南スーダン、ウガンダ、ケニア、ナイジェリアからの高官とともに
会議に参加するとされている。
リビアについてはルワンダ、南ア、コンゴのリーダーととSisiは政治的道筋を再提示し、テロ廃絶に焦点を当てるという。
Haftarの自称リビア国軍は4月4日に国際的に政府と認知されているトリポリに対して攻撃を開始した。
エジプトはUAEに支持されているHaftarと強い同盟があり、ホワイトハウスによると先週トランプ米大統領と
電話で話したという。
Egypt hosts African leaders discussing Sudan protests, Libya crisis
https://www.africanews.com/2019/04/23/egypt-hosts-african-leaders-discussing-sudan-protests-libya-crisis/

#アフリカ 128 2019/4/25 【アフリカでAirbnbの規制と税を求める声が高まる】

アフリカのAirbnb状況。
日本でも規制が出来たが、税金払わせるのと既存勢力からの抵抗が大きいのは世界中同じ。
南ア、モロッコで盛ん。

アフリカ各国政府と宿泊業界で、世界最大の宿泊シェアサービスAirbnbへの規制を求める声が高まっている。
南アのホテル連合は先週、Airbnbは届け出済みホテルから事業を奪い、利益を取られていると声明を出した。
70年の歴史を持つこの連合は、Airbnbを大きな問題だとし、変化の速い業界では既存の法律では追いいていないとしている。
政府へ平等な競争条件を作るよう求めてもいる。
ケニア、タンザニア、ナミビアといった国でも短期宿泊サービスへの規制を求める声が上がっている。
ケニアの観光業界では今年Airbnbと共にプラットフォーム上のすべての場所に対して登録を促し、7月には課税を始める。
タンザニアでは住居所有者に昨年9月に施設の登録するか、逮捕すると命じた。
ナミビアでは2017年に同じことが起こり、2つ以上の寝室がある宿泊設備所有者は観光業界に登録するよう命じた。
アフリカ各国政府の規制は、Airbnbがアフリカで急速に成長しており、プラットフォームを利用する国内旅行者・海外旅行者が
増加している証でもある。ホテル業が確立していないような珍しい旅行先では特にそうだ。
未登録のプラットフォームを管理する要求は、予算に占める観光業収入割合が重要でそれを維持したい政府の思惑の表れでもある。
・Airbnbのアフリカで一番多い登録は南ア:ケープタウン2万件、マラケッシュ6千件、ヨハネスバーグ5千件
・アフリカで増える大手ホテルチェーン:マリオット 149軒、AccorHotels 116, Tsogo Sun 96
宿泊業界からの反発はアフリカでホテルチェーンが拡大していることも要因だ。
高級ホテル不足の穴埋めと、旅行客と出張客の増加を狙っている。
Airbnbは最近、ホテル予約アプリのHotelTonighを得てホテル業界にも参入した。IPOに向けて動いている。
Airbnbへの規制要求はUberやNetflixのような世界企業がアフリカで直面している困難を表してもいる。
彼らの破壊的なサービスは地元の規制を無視し、顧客をだまし、税金逃れしていると非難されている。
例えばアフリカの大手テレビ局 MultiChoiceは、多国籍ストリーミングサービスで10万人の視聴者を失い、
NetflixとAmazonは地元の規則と税金を気にせずに、安い価格で提供し大きな利益を得ていると非難している。
しかしアフリカ政府だけがAirbnb規制をしている訳ではない。
アメリカではNYやニュージャージー、マイアミ、サンフランシスコで、宿泊場所ホストのリスト掲載をやめ、
賃貸物件として当局へ登録し、罰金を払うよう、裁判となっていた。
昨年スペインはプラットフォーム上で合法的に借りられる宿泊場所の数を制限し、2019年1月からはスペイン税務署へホスト情報をAirbnbが渡すことになった。
アイルランド、ドイツ、フランス、インドでも過去に同じようなことが起き、課税のためホスト情報を渡すよう求めた。
Airbnbは政府との関係を改善しており、各国へ10億ドル以上の税金を払ったという。
Airbnbがこの国でどれだけ成功したかを考えると南アの反対派は懸念材料だ。この5年でAirbnbは2.4億ドルを南アで売上げており、
ケープタウンは一番人気で17,000軒の登録がある。南東の都市Port Elizabeth宿泊組合はAirbnbの影響が大きくなっており、
Airbnbのこの都市での売り上げは43万ドルで2017年12月から65%の伸びだと不平を言っている。
これらの苦情を受け、南アを今月短期宿泊も含めた旅行法案を修正した。この法案が立法化されると
他の宿泊業界と同じ規制をAirbnbは受け、公式な旅行業認定システムに組み込まれることにもなる。
ホテルや伝統的なB&Bでは認定システムの星マークを玄関口に表示している。しかし新法では個人の宿泊施設も同じマークを掲げるのかは不透明だ。
今のところAirbnbははアフリカで反対勢力に気を付けているようだ。
最近のアフリカリポート誌では、中東・アフリカの地域マネージャーがインタビューに答え
国の課税をサポートする方法を考えていると語った。
「アフリカではまだ始めていないが、現在モロッコと話し合いを進めている」
There’s a growing chorus across Africa to regulate and tax Airbnb
https://qz.com/africa/1597522/

#アフリカ 129 2019/4/26 【ガーナはドローンで医薬品配達計画開始】

何百ものドローンがワクチンや血液、医薬品を患者へ運ぶ。ガーナで今週始まった大きな計画で
世界ワクチン協会GAVIが水曜に発表した。
備品が無くなると医療関係者はメッセージで注文するという。
ドローンは4つの配送センターから飛び、健康ポストの上で小さなパラシュートで荷物を落とす。
「この4つの配送センターは一日600件の配送注文をさばけます。一日2000件まで拡大も出来ます」
毒蛇や狂犬病の緊急治療などで命を救うため、30分以内で配達することを目的としている。
このプロジェクトはカリフォルニアのロボット企業Ziplineが率いており、
西アフリカで1200万人にサービス提供している2000の医療施設に配達する計画だ。
非営利組織GAVIとビルゲイツ財団や、運送会社UPSや製薬王手Pfizerが支援している。
現在は12のルートと黄熱病、ポリオ、はしか、髄膜炎、破傷風といった緊急ワクチンと
148の血液製薬などが利用可能だ。
ドローンは自動走行し、1,6キロまでの荷物を運べるという。
Ziplineは同様の、しかしより小さなプロジェクトとして、
2016年からルワンダで13000件の血液製剤配達を行ってきた。
そのうち三分の一は緊急救命治療であった。
Ghana starts largest medical delivery scheme using drones
https://www.africanews.com/2019/04/24/ghana-starts-largest-medical-delivery-scheme-using-drones/

#アフリカ 130 2019/4/27 【エンジェル投資家はアフリカの英語圏とフランス語圏で広がる投資ギャップを埋める】

アフリカ投資が増えているが英語圏が多く、フランス語圏が少ないという話。
マーケットの小ささと言葉の壁の問題が大きいが、
フランス語流だと文章が長くて投資家が読む気にならないというのが面白かった。

アフリカのスタートアップはこの10年間世界的に誇大宣伝と投資話のテーマだった。
しかしほとんどは英語圏アフリカに向けられたものだった。
スタートアップ投資の年次レポートでは南ア、ケニア、ナイジェリアが典型的な投資先だ。
南ア、ナイジェリアはテック系エコシステムもある。
Partech Venturesのレポートによると、アフリカ全体で記録的な投資額となった2018年でも
フランス語圏アフリカへのスタートアップ投資は減少した。
多くのフランス語圏国の経済と投資意欲は、その小さな経済・市場と相関がある。
西・中部アフリカ国の15のフランス語圏では1.2億人人口だが、ナイジェリア1国が多くを占める。
セネガルとコートジだけが常に急成長するアフリカ経済としてランクインするが
ベナンとギニアも今年は急成長国トップ10入りした。
Afrilabsというアフリカテック系ハブの起業家によると、投資ギャップは単純に文化、言語の違いに起因するという。
「大抵のテック系情報は英語で、フランス語のプレスリリースは読みたがらない」
言語以外にも、カメルーン系テック起業家は文化の問題があるという。
「フランス語圏スタートアップはよりフォーマルで長い文章の傾向があり、
投資家は何万ページもあるようなドキュメントは読みたがらない。
形式主義ははフランス語教育システムが論拠と専門性を求めているからだ。
その結果、フランス語圏のスタートアップは英語圏アフリカと同じネットワークにアクセス出来なくなる」
1.4億ドル規模のアフリカ投資会社Partech Africaは、言葉の壁が投資家を阻んでいると認める。
しかしセネガル出身の投資家は、この投資不平等問題はフランス語圏の国を越えて議論されるべきだという。
「ナイジェリア、ケニア、南アの3つで投資の77%を占めていることはもっと指摘すべきだ。
その他の国はその残り物を分け合っているだけだ。
カメルーンや、アイボリーコーストで起きていることはウガンダやガーナにも当てはまる」
しかしこの議論にも弱点があり、昨年はこの投資主要3か国以外の国も投資家の興味を集めたのだ。
2018年にフランス語圏への投資意欲は減少したが、主要3か国と同様にそれ以外の国への投資も増えた。
10のスタートアップに500万ドルを超える11の投資ラウンドが発生した。
また地元のエンジェル投資家が増えてきて、投資ギャップを埋めようとしている。
Dakar Network Angelsは毎年最低4つの投資をフランス語圏スタートアップにする目的で事業開始した。
アフリカで最も活動的なLagos Angel Networkをお手本に同様のエンジェル投資グループはベナン、トーゴでも始まった。
小さなフランス語圏市場ではスタートアップは見落とされがちなので、
エンジェル投資グループはそのギャップを埋める。成長可能性を証明しより大きな投資家を引き付けるために
シードステージの投資をする。
機関投資家はより広範な経済可能性を見出すものもいる。
先月アフリカ開発銀行はAdiwale Fund 1に1400万ドルの株式投資を認可した。
ここは西アフリカフランス語圏で成長する中小企業向けの投資をしている。
ファンドはBtoC、BtoBビジネスと現在世界のプライベートエクイティから投資を受けていない製造業に投資する予定だ。
フランス語圏スタートアップを調べるVCも増えてきている。
その中で目立つのはPartech Africaでフランス語圏に注力するとして昨年始まった。
しかし今のところ、ダカール拠点のこのファンドはナイジェリアと南アに3件の投資をしたとされる。
しかしこの流れは変わるだろうとPartech Africaは言う。
まだポートフォリオを作り始めたばかりで、最終的には大きく変わるだろうとしている。
Angel investors are bridging the widening funding gap between Anglophone and Francophone Africa
https://qz.com/africa/1605467/

#アフリカ 131 2019/4/28 【ウガンダの曲線美コンテスト、勝者は観光大使に】

ウガンダ観光大臣発案で議論を醸した曲線美コンテストの続報。勝者が決まったそう。
世界中のどのコンテスト対しても同じ批判は当てはまり、
コンテスト自体に個人的には懐疑的だけど
それで盛り上がったり喜ぶ人達がいるならいいのかなー。

ウガンダのカンパラでミス・カービーコンテストが行われ、最も曲線の美しい女性を選び出した。
このイベントは女性権利活動団体や宗教リーダーから
不道徳で女性の体をモノ扱いしていると非難されていた。
しかしウガンダ観光大臣はコンテストを擁護し、国内観光の可能性を売り込むために使われると述べた。
Video: Uganda crowns most curvy woman, names her tourism ambassador
https://www.africanews.com/2019/04/27/video-uganda-crowns-most-curvy-woman-names-her-tourism-ambassador/

#アフリカ 132 2019/4/29 【東京2020のアーチェリー会場公開】

珍しく日本の話題だったのでチョイス。
意外に細かく報道していて、知らないことばかりだった!

2020年東京オリンピック、パラリンピックのアーチェリー会場が日曜に公式公開された。新しい会場で完成した初めてのものだ。
夢の島アーチェリー場は埋め立て地で五月の完成に向けて準備されてきた。
スタジアムと選手村の他に東京都はオリンピック用に8つの会場を建設している。
それ以外の会場は既存施設のリノベで対応する。
アーチェリー会場は屋根付き観覧席と弓の形のウォームアップエリアがある。
アーチェリー協会のパトロンであるツグコ王女と小池百合子東京都知事が公開式に参加した。
東京オリンピック協会トップたけだ氏は汚職疑惑を否定しているが6月に辞任予定で、その彼も出席した。
メダリストの山本氏や他の選手は矢をいって風船を割った。
二月にはプール含め他の建設中施設も予定通り進んでいることが確認された。
Tokyo 2020 archery venue unveiled
https://www.africanews.com/2019/04/28/tokyo-2020-archery-venue-unveiled/

#アフリカ 133 2019/4/30 【マリ:数千人が大モスクの年次漆喰塗り祭りに参加】

漆喰の材料にシアバターとバオバブ粉が入っているのが土地柄。
みんなドロドロになって、漆喰塗りというかバケツで漆喰かけてそうなのも良いが、表情が暗いのは宗教的奉仕活動で強制労働なのかな?

マリでは数千人のDjenne都市の住人が週末に大モスクの漆喰塗り儀式に参加した。
歴史的世界遺産で世界最大の土製建造物での漆喰塗り儀式は午前9時に完了した。
漆喰塗りは砂と水とシアバター、米ぬかとバオバブ粉をまぜたバンコbancoで行われ、
雨季の前に悪天候からモスクを守るために行われる。
マリ中央部の都市Djenneは1988年からUNESCOの世界遺産に登録されている。
しかしマリのイスラム過激派による反乱のため2016年には世界遺産の危機リストに載った。
この歴史的世界遺産は太陽光による電力供給がなされる予定だ。
Mali: Thousands take part in annual Grand mosque plaster
https://www.africanews.com/2019/04/29/mali-thousands-take-part-in-annual-grand-mosque-plaster/
◆ニュースソースは基本的に以下をチェックしてます。


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◆このアフリカニュース投稿について◆
だいたい毎日、英語のアフリカニュース3サイトから気になるニュースを選んで1時間ほどで自分で日本語に訳して投稿してます。
翻訳精度は何とも言えませんが、ニュース鮮度は良いかと思います。
主に自分のアフリカ情報収集と英語訓練目的ですが、多少皆さんのアフリカ情報のお役に立てればと思っております。
記事に対するコメント、ご意見は歓迎ですし、元記事のURLも貼っているので翻訳に対する指摘も歓迎です!
「ゆるさが無いけど他の人がやってるの?」と言われましたがw、基本ワンオペでやってます。応援は嬉しいです。

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