2022年3月2週のアフリカニュース:NYで偽離婚証明書、コンゴのウクライナ部隊帰還、ロシア戦争と南ア、ガーナ人チェルシー入札、アルジェリア輸出禁止、ナミビアのグリーン水素

この記事は約6分で読めます。

2022/3/9-2022/3/15にシェアしたアフリカニュースです。

Twitter(@BlueBaobabBar)や
Facebook(https://www.facebook.com/cafebarbluebaobab/)でアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。

#アフリカ 1147 2022/3/9【偽の離婚証明書 NYのナイジェリア領事館が懸念】

NYのナイジェリア領事館で偽の離婚証明書が増えてるとのこと。なぜ離婚証明書が必要なのか分かりませんが、アメリカに長く滞在するためでしょうかね。
亡くなった場合もナイジェリアに戻さないといけないのか、それを免除する書類の偽造もあるとのこと。こっちはお金の問題かもしれませんね。

・NYのナイジェリア領事館で受領する偽の離婚書類の数が増加
・ナイジェリアの裁判所で発行されたもので、その実数は明らかにはなっていない
・領事館は海外使用目的の証明書発行について注意強化するよう勧告
・遺体をナイジェリアに埋葬することを免除する書類の偽造も摘発

Fake divorce certificates: Nigerian consulate in New York worried about the situation
https://www.africanews.com/2022/03/09/fake-divorce-certificates-nigerian-consulate-in-new-york-worried-about-the-situation/

#アフリカ 1148 2022/3/10【コンゴのウクライナ人平和維持部隊帰還へ】

コンゴ民主で国連平和維持活動をしていたウクライナ人250名がウクライナへ戻るとのこと。他の国の援助をしてる状況ではないですものね。コンゴの人々は達観しているというか「コンゴの戦争は終わらないがウクライナの戦争が終わることを祈っている」ってすごいです。

・コンゴの国連平和維持部隊のウクライナ人250名がウクライナへ帰還
・コンゴ住民「自国の状況が悪化しているのだから戻ってもらって全く問題ない」「彼らの戦争が終わることを祈っている。ここ今後での戦争が続いてるとしても。始まりがあることには終わりがある」
・コンゴ民主共和国の東部ゴマでは20年以上も数十の武装勢力による暴力が続いている

Ukraine soldiers to leave UN mission in eastern DRC
https://www.africanews.com/2022/03/10/ukraine-soldiers-to-leave-un-mission-in-eastern-drc/

#アフリカ 1149 2022/3/11【南アフリカが仲介役? ロシアーウクライナ問題】

ラマポーサ大統領のTwitterによると、プーチンと電話会談。
南アフリカはロシアと繋がりが深いようなので、仲介役的な立ち位置は上手い気がしますね。過去と今後の関係性、経済や軍事的観点からどう振舞うか、結構難しいですね。

・南アフリカのラマポーサ大統領「ロシアーウクライナ戦争の状況を理解したい」
・ロシアと南アはソ連時代からの関係性があり、冷戦中も反アパルトヘイト活動での訓練を行ってきている
・国連でのロシア非難決議でも棄権した35カ国の一つ

South Africa’s President Ramaphosa holds talks with Putin on Ukraine war
https://www.africanews.com/2022/03/11/south-africa-s-president-ramaphosa-holds-talks-with-putin-on-ukraine-war/

#アフリカ 1150 2022/3/12【ガーナ人実業家がチェルシー買収の入札】

英国プレミアリーグのチェルシーが売りに出されているのですが、そこにガーナ人の政治家で実業家の人が入札。ただ、チェルシーはオーナーがロシア人で英国政府から資産凍結されているとのこと。いろいろな要素が入ったニュースです。

・政治家兼実業家ガーナ人の”Chairman wontumi”45歳が英国プレミアリーグのチェルシー買収に入札
・SNSで話題になったもので入札額は31億ドル
・多くのガーナ人は冗談だと思っている
・金鉱主である彼は入札で勝った場合はロナルドやメッシも呼びたいと夢を語る
・チェルシーの現オーナーはロシア人
->しかし英国政府によりロシア制裁による資産凍結を受けている
・多くの関係者がチェルシー購入に関心

Ghanaian businessman bids for Chelsea, wants to buy Ronaldo and Messi
https://www.africanews.com/2022/03/10/ghanaian-businessman-bids-for-chelsea-wants-to-buy-ronaldo-and-messi/

#アフリカ 1151 2022/3/14【アルジェリアは食料輸出を禁止】

理由が分からないのですがアルジェリアで加工食品の輸出を禁止。
ウクライナ紛争影響での食料不足を懸念してかしらと思いましたが、肉は輸入禁止して国産消費へ。どういうことなんでしょうね。
よく分からない記事でしたが今年のラマダンは4月のようです。

・アルジェリアのテブン大統領は日曜、砂糖やパスタ、油、小麦製品といった製品の輸出を禁じた
・アルジェリアへ原料輸入して製造した食料製品が対象
・冷凍肉の輸入も継続して禁止、地元産肉の消費を奨励
・今年のラマダンは4月頭から
->それに向け3000トンの冷凍肉を輸入

Algeria bans export of food
https://www.africanews.com/2022/03/14/algeria-bans-export-of-food/

#アフリカ 1152 2022/3/15【ナミビアはグリーン水素に注力】

ナミビアはグリーン水素エネルギーに取り組むとのこと。水素って温室ガス排出量によってグリーン、グレー、ブルーと分類されてるようです。この大きなプロジェクトはドイツが手掛けるようです。

・ナミビア政府はグリーン水素プロジェクトをドイツの企業連合と進める
・ナミビア南方の海岸部は太陽光と風力資源に恵まれた適地
・プロジェクト規模は94億ドル
・世界的にグリーン水素への移行が見込まれている
・ナミビアは環境保護を憲法で謳ったアフリカで最初の国
・グリーン水素は2021年からの経済回復計画の主要な柱。海外投資を呼び込みたい
・課題は水不足、生産に必要な電力コスト、巨額の設備投資、
 オーストラリア、チリ、欧州市場に進出しているモロッコなど主要産出国との価格競争

Namibia eyes green hydrogen future
https://african.business/2022/03/energy-resources/namibia-eyes-green-hydrogen-future/

(このアフリカニュース投稿について) だいたい毎日、複数の英語ニュースサイトから気になるニュースを1つ選んで要約してシェアしてます。 主に自分のアフリカ情報収集と英語訓練目的で、多少皆さんのアフリカ情報のお役に立てればと思っておりますが翻訳間違いや内容間違いを含んでいる可能性があります。元記事のURLは貼っておりますので確認は元記事にあたって頂ければと思います。 記事に対するコメント、ご意見、感想、間違い指摘等々歓迎です。応援はとても嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました