海外にお住まいの皆さんは日本食が恋しくなっても手に入らない、手に入るけど高すぎる!ことが多々あると思います。
先日、サラダを作っていてジェネリック梅干しを発見したのでご紹介します。日本食材の代用品として使えるかもしれません。
ジェネリック梅干しとは
つい最近、アジア系やアフリカ系外国人が多いエリアのスーパーマーケットで大根を発見し、やや細めだったものの3ユーロほどと許容範囲のお値段だったので買ってみました。マルタで初の大根です。
夏の暑い時だったので、あっさり塩もみサラダにしようと短冊切りにして、日本からの友人に貰ったかつお節と海苔、醤油とお酢でサラダ風にしたんです。
で食べていて、「あ、梅干し美味しいわーサラダに合うわねー」と思ったところで、「梅干しなんて入れたっけ?マルタで梅干しなんて見たことないわ、そういえば!」となったのです。
なんで梅干しが入ってるのかとよく考えたら、それは短冊切りにしたドライトマトだったのです。
シワシワの赤茶色の見た目、もそっとした食感、ドライトマトの旨味と塩とお酢が相まって、まるで梅干しなのです!
ドライトマト、国によっては高そうですが、マルタだと大衆スーパーLIDLリドルで1パック3ユーロほど。イタリアに近いためか割とお手頃です。
日本のアマゾンをチェックしてみると、お安くはないですね。まあ日本では梅干しが買えるからいいでしょう。
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ジェネリック梅干しのレシピ
レシピというほどのものはありませんが、適当に切ってお酢につけて、塩揉みした野菜と適当に混ぜ合わせると、梅干しのように味わえます!
この時は大根を短冊切りにして塩揉み、ドライトマト、おかか、海苔をちぎったものとLIDLで買った豆腐、お酢、醤油、ワイン少々でマリネにしました。見た目はアレですが美味しかったです。
大根の英語名
ところで大根は英語で何と言うのでしょうか。
スーパーでは「Daikon」として売られていたので、見かけた時は「ええ?ダイコン?」と動揺しました。英語名もあるだろうと検べてみたら Chinese [Japanese] (white) radish、中国(日本)の白いカブ、のようです。(https://ejje.weblio.jp/content/大根)
大根という野菜自体、中国・日本以外では知名度が低いのではないかと思います。英語圏でJapanese radishと言ってもピンとくる人は少なそうです。総称的にラディッシュ(カブ)で通じそうですが、ラディッシュの中にも種類が沢山あるんだと思います。
日本語が英語になった食べ物
ちなみに、日本語がそのまま英語として使われているものとして、「柿」もそうですね。
秋になると柿も多少出回りますが、「Kaki」として売られてます。以前イギリスで見かけた時もKakiでした。
英語名はpersimmon。kakiも英語として辞書に載ってますね。(https://ejje.weblio.jp/content/柿)
きっと柿も英語圏では一般的ではないのだと思います。スーパーでも値段は1つ2-3ユーロとマルタにしては高級フルーツで、あまり馴染みのなさそうな存在として陳列されてます。
そろそろ柿の季節ですね。今どきは柿もアマゾンで買えるんですね。良さげな柿が出てました。
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マルタで手に入る日本食材
マルタでもアジア食料品店や普通のスーパーで手に入る日本食材は結構あります。
豆腐はTofuとして売られてます。大衆スーパーLIDLで買えるTofuは、日本の木綿豆腐を10倍固くしたような代物で、日本の豆腐とは異なりますが、1ユーロ程度と日本食材にしてはお手頃なので最近よく買っています。
醤油は一番普通に手に入る日本食材かもしれません。アジア系スーパーだけではなく、普通のスーパーでも普通に売られています。醤油はSoy Sourceです。
最初の頃は安い中国産醤油を買っていたのですが、ボトルの蓋を開け閉めするたびに醤油が飛び散り、キッチンや服に醤油が跳ねまくってイライラするので、最近は日本メーカーのを買っています。1Lの醤油を12ユーロとか14ユーロとかで書いました。2000円くらいですかね。海外にいるので仕方ないですが日本メーカー製は高いです!
乾麺の蕎麦SobaやうどんUdonなどもアジア食料品店にありますが、大抵は中国産か韓国産です。パッケージに日本語が書いてあったりしますが味やクオリティは日本産とは違います。
よその国の食品まで生産して輸出して日本産より幅を効かせる彼らのバイタリティには感心しますが、日本メーカーも貪欲に頑張って輸出してシェアを取って欲しいと海外居住者としては切に願います。(なんで中国や韓国は出来て日本は出来ないんでしょうかね?国内マーケットが大きいから輸出のメリットがないんでしょうか。)
色々話が飛びましたがそんなところで。