マルタ滞在3日目はちょっとのんびり、海沿いの散歩メインで如何でしょう。
2日目の島の西側の散歩とはまた違う、カフェやレストランに溢れた海沿いの散歩です。
リゾート散歩を楽しむ
スリーマやサンジュリアンのホテルに滞在していれば、車での移動無しでも楽しめるマルタの散歩ルートです。
サンジュリアンからスリーマの先まで、ずっと海に沿って道路が通っていて、歩道もきちんと整備されています。
海を眺めながら歩いて、疲れたらベンチやカフェでお茶しましょう。
観光客もたくさん歩いていますし、ジョギングする人も多く、リゾート地の気分が味わえます。
マルタ散歩マップ
Googleマップで散歩ポイントにピンを立ててみました。
いっぺんに全部を歩くのは無理があるので、いくつかに絞って歩いてみるのがお勧めです。
上(北)のピンから説明いたします!
ペンブローク Pembroke Ranges
ペンブロークはあまり観光客がいないところなので、初っ端からですがやや難易度高めです。
余力のある方のみにお勧めですが、マルタにしては草が生えていて自然感が味わえます。
青のピンを3つ立てました。
まずは、ベイストリート・ショッピングセンター Bay Street Shopping Complexを出発地点にすると良いと思います。
ベイストリート・ショッピングセンターはトイレが使えるのでお勧めです。
ベイストリート・ショッピングセンターからペンブローク・プール Pembroke Poolに向けて、やや荒廃した感じの街を歩いていきます。
ペンブローク・プール Pembroke Pool近くまで来ると、舗装されていないような、周りに草が生えているような小道になっていきます。
ちなみに、プールと名付けられていますがプールがある訳ではなく、岩の配置がプールっぽいとかそんなことだと思います。
海まで到達すると、岩の上から綺麗な海面が見えると思います。ここの水は澄んでいて綺麗です!
この写真はここで撮りました。
そのまま海沿いの小道をPembroke Rangesに向けて歩けます。
遠くにはタンカー船が見えたり、広々とした気持ちになります。
ペンブローク散歩の難点は
このペンブロークの散歩の難点は、歩いて行ったら同じ道を歩いて戻らないといけない点です。
大きなバス通りに合流する地点まで行けば、バスで戻るという方法も可能ですが結構歩きます。
このルートにはカフェもレストランも無いので、街歩きというよりはハイキングという気持ちで行かれると良いと思います。飲み物やおやつも忘れずに。
ペンブローク・プール Pembroke Pool辺りで海を見て、ちょろっと歩いて戻るくらいが良いかなと思います。
サンジュリアン散歩
ここからは街歩きです。緑のピンを3つ立てました。
ウェスティン・岩のビーチ Westin Rock Beach
ウェスティンホテルの目の前にある、岩のビーチです。
マルタのビーチはどこも小さめですが、ここは割合と広いビーチです。
ベイストリート・ショッピングセンター Bay Street Shopping Complexからも歩いて来れます。
やや寂しい町外れ感があるので、明るい昼間がお勧めです。
時差で早朝に起きてしまった時など、ここで日の出を見たりしてました。綺麗です。
ぐるーっと歩いてマリーナ側まで行って、街中に戻ることも出来ます。
そんなに人は多くないので、1人でぼーっとしたい時にも良い場所です。
スピノラベイ Spinola
スピノラ湾です。
ここから先は夜でも観光客が多く、夜の賑わいを楽しむのも良いです。
小さい湾ですが、色とりどりの小舟が浮かんでいて可愛らしいです。
湾に沿ってレストランもたくさんあります。
どこも観光客向けにしては値段も良心的です。
バルータベイ Balluta Bay
バルータ湾です。
ここも小さいですが、マルタでは数少ない砂のビーチなので人気です。
立派な教会もあります。
ここは目指してわざわざ訪れるというより、歩いているついでに通り過ぎる、くらいがお勧めです。
よく屋外プールで水球やっています。
スリーマ散歩
続いてスリーマエリアに入ります。サンジュリアンからずっと続いている道です。
オレンジのピンを4つ立てました。
Exiles Bay
Exiles Bay、という名前は知りませんでしたが、バルータベイにつながっているベイですね。
サンジュリアンからの歩道をずっと歩くのも良いですし、海の方に降りていくと海に近い遊歩道を歩くことも出来ます。
猫のオブジェもあります。
サーフサイド Surfside
Exiles Bayを抜けた先は私が非常に好きなビーチです。
サーフサイドというレストランがあり、「サーフサイド」と言えばこの辺りだと通じると思います。
ここも道路沿いの歩道を歩くのも良いですが、海に降りて海岸沿いを歩くのもお勧めです。
ライムストーンのクリーム色の岩肌が綺麗です。
ローマ式プールと言われる、岩をくり抜いたようなミニプールが並んでいたりします。
「この道を入る」
道路沿いの道をまっすぐ進むよりも、この「この道を入る」ピンのところで内側に入って行ったほうが歩きやすいです。
ちょっとした店が並んでいます。
そのまま坂を降りていくとZaraがあります。
ティーニュの歩道橋 Tigné Pedestrian Bridge
ここはヴァレッタが綺麗に見える撮影スポットなので非常にお勧めです!
昼間も綺麗ですし、夕方は夕陽が映え、ナイトビューも綺麗です。
こういう写真が撮れます。
マノエル・アイランド Manoel island
ちょっと離れてマノエル・アイランドです。紫のピンを2つ立てました
ここも私は大好きなのですが、先日、このマノエルアイランドの開発計画が承認されたので、近いうちに大規模開発が始まるのではないかと思います。自由に出入りできるのは今のうちかもしれません。
アイランドといっても地続きというか、小さな橋でつながっています。
島をぐるっと歩いて回ることが出来ます。
マノエルアイランドからのヴァレッタが、一番ヴァレッタに近いスポットではないかと思います。
廃墟があったり、サボテンや草木が元気だったり、あまりメンテのされていない廃墟チックな島で、そういうのがお好きな方にはお勧め。
お店やトイレはありません。
ちょうど先週、散歩に行きましたが、ぐるっと歩いて5000歩ほどでした。
18時には島のゲートが閉まるので昼間行きましょう。
タシュビシュ Ta’ Xbiex
もう少し離れてタシュビシュです。ここも難しい地名ですね。黄色のピンです。
岩のビーチで、大きくはないですが、ここからもヴァレッタが正面に見える、綺麗な場所です。
泳ぐには
これらご紹介したエリア、どこも泳いでいる人がいると思います。
スリーマ、サンジュリアンは観光客多め、ペンブロークやタシュビシュは地元の人が多めです。
観光客として訪れる場合は、泳ぐなら安全を考えて観光客多めの場所にしておいた方が良いのではと思います。
スリーマのビーチは夏は監視員がいます。
海難事故も時々発生しており、ほとんどが観光客(+高齢者)のようです。
日本のレベルで考えると、全体的に自己責任の幅が大きいので(つまり、あまり安全面に配慮されていない)、くれぐれも無理のないように気をつけてどうぞ。
楽しいマルタ散歩を!