「マルタ版のベルばらみたいでおすすめ!」と最近教えてもらったのが、漫画「海の綺士団」です。
”綺士団”の”綺”は”マルタ騎士団”の”騎”とは違う漢字です。
なんでもNHKのラジオドラマで放送していたらしく、
男装の麗人がマルタ騎士団に入り活躍する話のようで、その美女がトルコにさらわれ、恋人が奪い返しにいく、宝塚的な胸キュンストーリー!と聞きました。
ラジオドラマはこちらですね。
でその原作となっている漫画コミックがこちら。
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私はKindleで無料の3巻までを読んでいるところですが、レビューを見ていると、無料範囲では飽き足らずに全巻読破している方も多そう。
子供の頃は漫画本1冊買うのも一大決心だったと思うと、手頃に手軽に海外でもいつでもどこでも漫画が読める今の時代って素晴らしいとつくづく思ったりします。そんな懐古心はさておき。
で、その漫画の内容ですが、20年前の作品ですが絵も綺麗で話も面白く、何より考証(?)が非常にしっかりしていてびっくり。
絵の背景のマルタの建物や、ちょいちょい出てくるマルタの食べ物に地名、どれも正しくて違和感なく。
女性が騎士団に入るという漫画のストーリー自体は創作だと思いますが、きっちりとした考証のもとに作り上げられた創作物という感じです。
実は私は「マルタ騎士団」が実際なんなのか、よく把握していなかったのですが、この漫画で「あーなるほど、そういうことだったのかー」と。
マルタ騎士団に実はマルタ人は入っていないっぽい、と聞いたこともあったのですが、その理由もよく分かりました。
エムディナの貴族とマルタ騎士団との関係性とか、どこまで史実に沿っているのかは分かりませんが、とても納得できる話で、そうだったのかもしれないなーと思ったり。
これは単純に漫画としても楽しいですが、多少なりともマルタに興味のある方や、旅行に行くという方もおすすめ漫画です!堅苦しくなくマルタの理解が深まります。
この漫画の存在自体、全く知らなかったのでまさかマルタ舞台の漫画があるとは驚きでした。
おすすめ!
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