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冬のポーランド・ヴロツワフ旅行:クリスマスの寒さ・服装・休業事情

ヴロツワフ マルタ
ヴロツワフのクリスマスマーケット
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クリスマスに義理の両親を訪ねて、ポーランドに1週間行ってきました。
滞在したのはヴロツワフ Wrocławというポーランド有数の大都市。
名前が難しくて私は未だに覚えられませんが、旧市街に石畳とパステルカラーの建物が立ち並び、ザ・ヨーロッパの都市!です。

マルタからポーランドへ|ヴロツワフへの移動

マルタからポーランドへ行かれる方はあまり多くないと思いますが、ライアンエアーの直行便で2時間強。近いです。
ポーランドからマルタへの観光客はとても多く、ポーランドはマルタ観光客ランキングの上位に入っています。
クリスマス直前だったこの日も、マルタからポーランドの各都市への直行便が1時間のうちに5本もあり、驚きました。
フライトの乗客はほぼポーランド人で、マルタからポーランドに向かう我々は少数派のようでした。

2時間ちょっとのLCC旅なので、機内の飲食物サービスはありません。必要ならば有料でオーダーできます。

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冬のヴロツワフの気温と服装:移動日は余裕

12月後半で気温15度のマルタから、マイナス1度のポーランドへの移動です。何を着たら良いのか悩みました。私は関東近郊の海沿い生活が長く、気温マイナスの世界は想像がつかないのです。

ヴロツワフの天気。気温はこんな感じです

マルタからの移動日は、外気に晒される時間はほぼ無く、全然大丈夫でした。
マルタで暑すぎない程度に着込み、コートは手持ちで。ポーランドに到着してからコートを羽織った程度です。
外にいたのは、飛行機から空港ターミナルまでと、宿への移動途中での10分弱。顔や手が多少冷えはしましたが、暖かい室内にいる時間の方が長かったので、凍えることはありませんでした。
これは余裕では?と慢心したのが間違いのもとでした。

マイナス8度のヴロツワフ街歩き:寒さで遭難寸前

ポーランド3日目の朝、外出のたびにたくさん着込むのが面倒になってきました。
ちょっと散歩に行こう、と思っても外に出るまでの準備に時間がかかります。
厚手の靴下にブーツ、あったか肌着重ね着にセーター、コートに手袋、帽子、マフラー。

ポーランド人夫によれば「だからポーランド人は事前に考えて計画的に動くんだよ」
実際にそうなのかは分かりませんが、確かに、ノー準備で外に出られるマルタと、思い立ってから外に出るまでに準備の必要なポーランド、気候が性格や国民性に与える影響は大きいだろうなあと思うのです。

なぜ人はこんな寒いところに住むのか?でも発展してる大都市はたいがい寒いよね?などと考えながら、準備が面倒になり、あったか肌着とセーターをスキップして散歩に出たのです。

この日はマイナス8度(!)。

クリスマスで店は閉まっており、街歩きに出かけました。川沿いや教会を見ながら1時間ほど歩いて、冷えて疲れてきたところでかろうじて開いていたカフェで休憩。
暖かいカフェに入り、寒さで収縮していた全身の血管が店内の暖かさで一気に緩むのを感じました。椅子に座ったところで「いかん、もう動けない」と一気に疲労が襲ってきました。
ホットティーを飲み、そのまま椅子で1時間ほど爆睡w 本当に動けなかったんですよ。。

これが山だったら遭難していたと思います。本当に急に疲れて急に動けなくなってびっくりでした。寒さと疲労は舐めてはいけませんね。
しっかり暖かくする、無理に寒い中を歩き回らない、疲れる前に休息を入れる、という学びを得ました。

ホットティーで生き延びました


こういうナチュラルハーブ系の甘いシロップ入りの飲み物が充実してました。寒い国には必須ですね。

12月のヴロツワフで欲しい防寒グッツ

一番寒かったのは顔です。
なぜみんな顔剥き出しで歩いて大丈夫なんでしょうか。
強固な顔用の防寒具が欲しかったです。

こういうふわふわのイヤーマフとか良さそうです。

ここまでやってもいいかもしれません。

こんなに冷たい空気に晒されると肌にも悪いんじゃないか、と心配になりましたので、死角ができないように顔もがっちり保護するとよいかと思います。

ポーランドのクリスマスマーケットと休業事情

到着日の夜は、中央広場近くのエアビーにチェックインしたのち、クリスマス直前のクリスマスマーケットに繰り出しました。
海外のクリスマスマーケットはマルタしか知らないので比較対象がマルタになりますが、マルタの規模の3倍くらい!
でもこの12月23日は案外人出が少なく、広場が広いだけにやや閑散とした印象。平日の火曜日だからでしょうか。

そして24、25日はクリスマス本番故か、マーケットはお休み。クリスマスにクリスマスマーケットが休みなの?!と驚きでした。マルタはクリスマスもほぼ開いてます。
この2日間はショッピングモールなどのお店も休みで、開いているのはコンビニと一部カフェ・レストランのみ。観光客もまばらには歩いていましたが、観光で来る人達にとっては何も出来ない2日間になりますね。

クリスマス明けて26日はたくさんの人で大混雑でした。
クリスマス終わってからが本番なの?!とこれも驚きです。クリスマスマーケットは1月頭まで続くようです。

マルタのように観光メインの街と、伝統的なクリスマスの慣習を守る街の違いなのでしょうか。

ポーランドのクリスマス家庭料理

今回はクリスマスディナーやランチで義理の両親や義弟宅でご馳走になり、ポーランドの家庭料理を堪能しました。
家庭料理とレストランの食事で違いはあると思いますが、ポーランドのご飯は美味しいです。ザワークラフトのような発酵食品も多くあります。

食事のスタートはスープから。ピクルスのスープや、酸っぱいスープ、マッシュルームのスープなど。
メインはお肉。煮込んであるポークやビーフに、クランベリーやプラムなど果実系の甘酸っぱいソースを合わせます。
付け合わせにザワークラフトに色々と具材を入れて煮込んだようなもの(これが美味しい)。
川魚の酢漬けが入ったサラダもありました。
冬が長いのと、お肉の消化のために発酵食品が多いんでしょうかね。

子供の頃に読んだ欧米の児童小説で、お肉とプラムの煮込んだのなどが出てきて、一体どんな味なんだろう??と日本で暮らす私は憧れていたものですが、これがそうかー!!と長い年月を経て回収できたのが密かに感激でした。

スープもメインも、大皿に盛られたものを各自取り分ける形式で、量が食べられない日本人にとってはプレッシャーが少なく良かったです。これもよく欧米ドラマで見る、大皿をまわして各自取っていく、あのスタイルじゃん!と密かに興奮してました笑

スイーツはポピーシードのケーキなど。

スイーツとシロップジュース

日本のクリスマスは生クリームの苺ショートケーキのイメージですが、ポーランドでは生クリームでデコレーションされたケーキは家庭でもカフェでも見かけませんでした。
マルタで生クリーム系を見かけないのは暑くて日持ちしないからかと思ってましたが、寒いポーランドでも見かけないのは、ケーキのイメージが日本とは違うのでしょう。

ポーランドの食事は日本人の口に合うと思います。
ただ、発酵食品が多くて美味しいのですが、自分の腸内細菌(?)と相容れないのか、ずーっとお腹がゴロゴロと動いていて変な感じでした。腸内細菌同士が融和するのに何日か掛かりそうです。

ポーランドのラーメン屋:熱々好きは日本人だけ?

中央広場近くに、寒い中、連日何十人も並んでいるラーメン屋があったので入ってみました。

マルタのラーメンでは懲りて、マルタでは2度とラーメンは食べないと心に誓っていました。
でも、もしやポーランドならいけるかも、と食べてみましたが、私には厳しかったです。日本の方にはおすすめしません。

上から目線の日本人評としては、基本を理解せずに表層だけを拾って創作ラーメンにしている感じです。豚骨の細麺をピーナッツ風味が強すぎる担々スープに合わせたり、醤油スープにビーフステーキを乗せて臭みが強かったり。

ポーランドのラーメン

お客さんも店員も、日本人を含めアジア人はおらず、ポーランド人やヨーロッパ人メインでしたが、みなさん普通に食べていたので海外ラーメンとしてはありなのでしょう。
(そもそもヴロツワフでアジア人はほぼ見かけず、金髪系白人がほとんどでした)

スープもぬるめでしたが、基本的にヨーロッパでは熱々スープは好まれないんでしょうかね。ヨーロッパで熱々のものを食べた記憶がありません。むしろ日本人が熱々を好き過ぎるんでしょうか。

ポーランドとウクライナ

ヴロツワフはドイツ寄りに位置している都市ですが、街を歩いていてポーランド人夫が反応したのがウクライナについて。

街を歩いていても、ウクライナ商品ショップがあったり、求人張り紙がポーランド語・英語・ウクライナ語で書かれていたりで感心していました。(私はウクライナ語とポーランド語の区別も、ウクライナ人とポーランド人の区別もつかないので何も気が付きませんでした)

ポーランドの親族に聞いた話では、ウクライナ侵攻後、ウクライナ人の受け入れをしており、そのエリアでは今では人口の2割を占めているとか。
ポーランド人とウクライナ人の結婚も増加している一方で、問題も出てきているとのこと。色々な話があるようです。

このあたりはポーランド語->英語->日本語への翻訳と伝聞で内容がずれている可能性もあります。事実関係の裏取りはしていませんのでご注意ください。
立場が違えば見え方も理解も違うでしょうし、そういう話もあるようだ程度で受け取ってくださいませ。

冬のポーランド・ヴロツワフ旅行はおすすめ?アリといえばアリ

ヴロツワフは綺麗な街で、クリスマスマーケットは素敵です。

冬の曇り空と美しい街

ユーロと比べると物価もお手頃で、レストランでもカフェでもお店での買い物でも、ためらわずにオーダーできます。
2年前に訪れた時にはそうは感じなかったので、この数年でのマルタのインフレ率が激しいのかと思います。ポーランドもインフレのようですが、マルタとの価格ギャップは開いている印象です。
おサイフアプリのWiseワイズで、ポーランド通貨PLN(ズウォティ)のポケットも作れたので、そこに事前に両替しておいて使いました。
事前にまとめて両替しても、都度の自動両替(Wiseの他の通貨での支払い)でも、両替手数料合計的には変わらないという話も聞いたので、事前両替する必要があるのかは分かりません。

ポーランド・ヴロツワフの冬の難点は、寒いのと、クリスマスの2日間はどこも閉まっていてやることがないところ。
私は義理の両親宅を訪れるという目的を別にすれば、冬以外がいいかなあと思います。

寒さと薄暗い空でやる気が全く出ず、部屋に籠もってNetflix三昧という日もありました。
普段は常に何かをしているタイプで家で過ごすことはほぼないので、Netflixで過ごしたのは我ながら驚きでしたが、罪悪感を感じずに済むのは冬のポーランドの良い面かもしれません。寒さと薄暗さがやる気を奪うのです。

なにもせずに罪悪感も感じずに家で過ごしたい、という人には冬の旅も良いかもしれません。
寒さを楽しみたい人や寒さに慣れている人も大丈夫でしょう。
華やかさを楽しみたい人はクリスマスの2日間は避ける方が無難かもしれません。

結果的に“冬を理由に休める旅”となり、のんびりできたのは予想外の収穫でした。こんな冬の旅の楽しみ方もありますね。

暖かくて甘いハーブティ

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楽しい旅を!