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今日のアフリカニュース◆ベターだけどベストはどこに◆「アフリカ人科学者を蚊帳の外にするパラシュート的研究は止めよう」 2019年1月31日:アフリカ最新ニュース

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メモ:アフリカを利用して自分の研究成果にしてしまう問題は理解できるのだけど、
その解決方法が結局お金を出してアフリカ人にトレーニングを受けさせたり、研究プロジェクト内のヨーロッパ組織とアフリカ組織割合を決めるしかないのは、現状よりはベターかもしれないけどベストではないような?
アメリカや南アの逆優遇措置みたいな。
といってベストな方法も浮かばないので、過渡期としてのベター案なんだろう。

最初は”落下傘的研究”にしようかと思いましたが、落下傘てもう死語かしら?とパラシュートにしました。

アフリカ人科学者を蚊帳の外にするパラシュート的研究を止めるべきだ

世界の科学界でパラシュート的研究に対する非難の声が高まっている。
これは北半球の科学者たちが貧しい地域で調査とデータ取集をし、著名なジャーナルに研究成果を発表する行動を差している。
それは地域の協力者についてはほぼ言及しないことが常だ。

高名なランセット グローバル ヘルス Lancet Global Healthが最近発表した論説は議論を巻き起こした。
ロンドンの衛生及び南方医学学校のスミス氏は問題については理解したが、
途上国の研究者は影響力のある論文発表を通して健全な議論を作る役割があるとの見解を投げかけた。

栄養失調の研究を行う、マラウィの医大研究者らは彼らの経験を共有することも重視する。
彼らは”子供の病気と栄養ネットワーク”を作った。
これは北と南半球のコラボであり、パラシュート的研究を避ける取り組みだ。

つい最近、ヴォルミンク Volmink教授と同僚は、中低収入国の医学研究者と高収入国の学者とのコラボの公平性について
懸念を示した。
このような協働は、より有望な著者的立場に居るとみなされる北半球の研究者が不均衡なメリットを得る結果になりやすい。

この15年、我々はこの問題に取り組んできた。我々はパートナーシップを大事にする組織に所属している。
国際的なパートナーシップとコラボについての我々のやり方は、
アフリカに関する研究におけるパラシュート的研究と寄生的研究者を閉め出すものだ。

北半球の研究者をアフリカから閉め出そうとしている訳ではない。
彼らの貢献と高名なジャーナルにつながれることはアフリカ大陸にとっても大きな助けとなる。
アフリカの研究者が蚊帳の外に置かれ、能力開発が出来ない事態になった時が問題なだけだ。
データが共有されないのも問題である。

EUで欧州及び途上国臨床の実験的パートナーシップ(EDCTP)が出来てからこの15年我々は学ぶものがあった。

このパートナーシップは貧困につながる3つの病気、HIV、結核、マラリアに関する世界的な健康懸念に対するものだ。
我々の対象範囲は広がっており、注目されない感染症や流行りの感染症、下痢や呼吸器系の病気にまで及ぶ。

今日はで30の国が参加しており、そのうち16か国はアフリカだ。
ブルキナファソ、カメルーン、コンゴ共和国、エチオピア、ガボン、ガンビア、ガーナ、マリ、モザンビーク、ニジェール、ナイジェリア、セネガル、南アフリカ、タンザニア、ウガンダ、ザンビアだ。

EUからの6.8億ユーロの投資で、参加国間で組み合わせたパートナーシップモデルの取り組みは
公平性と参加型を意味する。全参加国は組織の総会に出席する。

このパートナーシップは第二段階に入っている。この5年で193件の臨床研究の取り組みと能力開発に資金提供した。
その62%がアフリカの226の施設に配分された。これはアフリカの脆弱な研究設備と技術力を強化するのに重要だ。

能力開発を受ける者はアフリカ在住かアフリカに移住する必要がある。
そして資金を受けるプロジェクトには、少なくとも2つのヨーロッパ研究組織と1つのアフリカ研究組織という構成を必要としている。
このルールはヨーロッパの組織にアフリカでのコラボ研究を促進する。

この15年で素晴らしいコラボ研究が生まれてきた。
当初は70%のアフリカ組織は南ア、ウガンダ、タンザニア、ケニアなどのよく組織された研究機関だった。
アフリカからのリーダー研究員はほぼ男性だった。

しかしそれが現在では変わり、中央および西アフリカの組織も増えた。
アフリカ女性のリーダー研究員の割合も大いに増えた。

実地面でも成果を出すために、2017年には新たに二つの大きな共同作業場を設け、
疫病の発生にアフリカ人研究者が迅速に対応できるようにしている。
この2か所はヨーロッパよりもアフリカの組織が深くかかわっており、一つはコンゴ共和国の女性研究者がトップだ。

全てのコラボ研究が上手く行っている訳ではないが、皆が平等に成果を享受することはそれほど難しい事ではないというのが
経験を通して分かった。

良いデータを収集し、それを共有するインフラが必要だ。
南半球の研究者にデータ収集と分析の適切な訓練を受けさせることも不可欠だ。
様々な研究組織のパートナーたちが論文発表とそのプロセスにおいて公平な立場であることも同様に重要だ。

We need to end “parachute” research which sidelines the work of African scientists
https://qz.com/africa/1536355/

#アフリカ 045

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