Blue Baobab Africa ブルー バオバブ アフリカ

神谷町のお1人様歓迎のそろカフェです。東京タワーの麓でアフリカとメンタルヘルスと色々のごちゃ混ぜを。

AfricaNews イベントスケジュール/ブログ

2019年11月1週目のアフリカ最新ニュース:ウガンダ珈琲からボツワナ起源、昔のセネガル、昆虫闘争、裁判所のカツラ、ナイジェリア国境閉鎖、アートラゴスまで

投稿日:

2019/10/30-11/5 に取り上げたアフリカ最新ニュースです。
Twitter(@BlueBaobabBar)や
Facebook(https://www.facebook.com/cafebarbluebaobab/)でアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。

#アフリカ 324 2019/10/30
【ウガンダの珈琲生産者が豊かになる方法】

ウガンダの珈琲生産の話で、かなり面白かった。

農家と業者で指導してちゃんとやれば生産量上がるけど、
双方にインセンティブがないと難しい。

業者にメリットの薄い低利益エリアは政府が対応すべきという主張だけど、他の可能性を探すとかもアリよね。
どの国のどの業種でも同じかも。

ウガンダがアフリカ1番の珈琲輸出国とは意外。

アフリカトップはエチオピアでは?というコメントがあったので追記。

原文にはbiggest coffee exporting country in Africaとあったのですが、
最大級という意味なのか、”輸出”だと最大なのか、、、

生産量ランクではエチオピアの方が上でした。輸出量ランクは見つからず。
https://www.worldatlas.com/articles/top-coffee-producing-countries.html
---
・ウガンダ最大の珈琲輸出業者Kyagalanyi珈琲、1922年設立
 ・ロンドンのVolcafeグループの子会社
・生産農家とより緊密に提携し、生産量と品質を上げたい。政府方針もその方向

・170万軒の珈琲農家
・ウガンダはアフリカ最大の珈琲輸出国、世界でも8番目
・過去20年に渡りウガンダ外貨獲得の2-30%を占める

・1990年代の輸出自由化で農家にお金が行き、貧困が劇的に改善、生産量増加
・輸出収益の60-80%が農家へ。他のアフリカ各国より多い割合
・国際珈琲価格の下落と珈琲の木の病気で離農が増えた時期もあるが、
 この数年はピーク時レベルに戻り430万袋輸出/年

・政府は輸出量増加の目標、2025年に2000万袋
 ・古い木のリハビリ、900万本の若い木の配布、病気の研究などで対策
 ・農家を登録する法案も検討中
 ・輸出時点での品質向上は出来ない、農場での品質向上が必要
 
・目先の収入は減るが長期的にはプラスになる方法
 ・熟す直前に重量が増す->赤くなるまで収穫を待つ
 ・根元で枝を切り、再成長させる->実が多くなる
 ->長期的に収穫量が増えるが、農家にそれをさせるインセンティブが必要、難しい
->輸出業者が直に農家に関わることは少なく、農家は良い値を提示する中間卸に売る
->輸出業者が農家に投資しても、他の卸に売るかもしれない

・ウガンダ珈琲の80%はロブスタ種。ブレンドインスタントコーヒー用。品質は重要でない
・アラビカ種は高地栽培で、世界の高級志向の顧客向き、利益も大きい
->輸出業者が農家と直取引できるだけの利益が出る
->結局は買取価格で物事をコントロール

・Kyagalanyi社は2.1万のアラビカ農家と取引
 ケニア国境付近の死火山Elgon山の近く。5つの珈琲洗浄所もある
・買取は現金かモバイルマネー

・Kyagalanyi社の農業研究員の支援で
 枝を切り、肥料をやって収穫を増やす農家も出てきた。子供をいい学校にやる農家も
・8年で72%収穫増加
< - 道もよく、農家と輸出業者間の距離も短く輸送しやすい地域。農家は商業マインドを持っている ・低地のロブスタ種には輸出業者の投資意欲は低い  ->政府が対応しないと
 ->収穫を向上させないと、珈琲が消えてしまう
 ->政府が企業と組んで対応していくかがポイント

・気候変動の影響も受けているが気候変動対策が珈琲対策にもなる。どれだけ真剣に取り組むか次第

Uganda’s coffee producers find a route to riches
https://africanbusinessmagazine.com/region/east-africa/ugandas-coffee-producers-find-a-route-to-riches/

#アフリカ 325 2019/10/31
【ボツワナが人類の遠い故郷だった 調査結果より】

日本でもニュースになってましたが、人類の起源が南部アフリカのボツワナという調査結果が出たという話。

アフリカ好きはその遠い記憶があるのですかね~
なんでアフリカ好きなのか、私も含め理由が曖昧な人が多い気がしてますが、たぶん遠い記憶のせいです。

先日のてきとうアフリカニュースでゲストHideさんが
「オカバンゴデルタ湿地帯」の話をしてくれたんですが、
おや、つながりました笑
断片情報がつながっていくのが面白いです。
---
・ボツワナ北部の古い大湿地帯はかつて生物で満ちていた 今は砂漠と塩の平地
 ->現在77億人いる人類の古代の故郷だったのかも
 
・南部アフリカ土着の1200人のDNAから調査
・20万年前の人類の初期の歴史が始まった地域かも
 気候変動で初めて移動を始めるまで7万年間人々を養った地

・現在のビクトリア湖の2倍サイズのMakgadikgadi湖が古代の湿地につながる
  北ボツワナ、ナミビア、ジンバブエに広がる大ザンベジ川の盆地
 現在のオカバンゴデルタ湿地帯の大きな拡張版ともいえる

・シドニー大学研究所の学者チームがNatureに論文発表
・最古の人類の化石は30万年前のモロッコから。現在の人類とは別

・最初の移動は13年前東北に向かった。地球の軸と軌道の変化で気候変動が起きた
 11万年前には南西へ
->遺伝的多様性と文化、民族、言語的同一性が生まれた

Botswana hosted humankind's ancestral homeland - Research finds
https://www.africanews.com/2019/10/29/botswana-hosted-humankind-s-ancestral-homeland-research-suggests/

#アフリカ 326 2019/11/1
【1950年代の古き良きセネガルを捉えた写真 政治的変化時代の】

70年前のセネガルを捉えた写真。リンク先の写真を見てくださいとしか言えませんが、ノスタルジックで美しいです。

今月パリで展示されるそうなので、フランスに行かれる方は見れますね。

写真の意味ってなんだろうなと思うことがありますが、こうやって時間が経ってる写真はしみじみ良いですね。
---
・11月にパリでアフリカアートイベント
 そこに展示されるセネガル人写真家Roger DaSilvaの写真
 独立前のセネガルの珍しい大統領写真やジャスの大物、普通の人々の写真など
 
・DaSilvaはベナン生まれ、フランス軍に入隊後写真を始めた。第2の故郷ダカールに戻って現地を撮影
・伝統的な写真スタジオ撮影のMalick SidibeやSamuel Fossoとは異なり、
 戦争後の独立の勢いが高まるころの町の様子を撮影した
 
・最近新たに見つかった写真が修復され展示される。セネガル外での展示は初
・俳優でタップダンサーでもあったので、上流社会との接点もあった

・写真はエラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロング、初代大統領レオポルド・サンゴールなども
・「セネガルの歴史的転換時期の写真はレア。文化や社会の歴史の再発見、西アフリカの写真界にとって貴重」by 関係者

These Newly Discovered Photos From 1950s Senegal Capture the Good Times During an Era of Political Change
https://www.okayafrica.com/rare-photos-from-1950s-senegal-by-roger-dasilva-capture-pre-independence-political-social-change/

#アフリカ 327 2019/11/2
【昆虫問題 エチオピアはバッタ、マラウィはツェツェバエとの戦い】

エチオピアでは砂漠バッタ、マラウィではツェツェバエで大変な話。

砂漠バッタ、イナゴは写真で見ると幻想的にも思いますが、緑を食べ尽くしてしまうし、
マラウィでは象を保護区に移動させたらハエも付いてきて、住民が病気になってるという深刻な状況。

バッタ写真はこちら

日本人学者でアフリカでバッタ研究してる人がいて、すごく面白かった本を思い出しました。
バッタを倒しにアフリカへ 前野 ウルド 浩太郎
https://amzn.to/2oDr5zn
---
・昆虫は農作物や家畜生産に影響する。多くのアフリカ諸国が戦う

・エチオピアは砂漠イナゴ、アフリカの角の4地域に影響
・当局は空中散布で対処
 イエメンからジブチ、ソマリランド、そしてエチオピアに
・群れは174平方キロを覆い、8700トンの緑を毎日食べる。1平方キロあたり3000万匹

・国連は7月に大雨で砂漠イナゴが育ち、イエメン、スーダン、エリトリア、エチオピアの一部、
北ソマリアの農業生産に影響する可能性を警告していた
・国連は定期的な地上観測をして、発生を検知したら必要な手段を取ることを求めている

・マラウィは数百の象が保護区へ移動させられた後に、近隣住民が病気に
・象についてるツェツェバエに噛まれると人間がトリパノソーマ病に。眠り病

・病で一週間入院した農民「体が弱って鍬も持てない。もう食べ物も無い」
・象や他の動物が保護区に移動してきた2015年以降、ツェツェハエが急増
・WHO サブサハラ36か国の風土病、眠り病は減って来てる。昨年は千件のみ。コンゴが多い
・治療は難しい。治療しないと寄生虫が中枢神経まで行って発作、昏睡で死に至る

Insect concerns: Ethiopia battles locusts, Malawi fights tsetse flies
https://www.africanews.com/2019/10/31/insect-concerns-ethiopia-battles-desert-locusts-malawi-fights-tsetse-flies/

#アフリカ 328 2019/11/3
【マラウイ裁判所は植民地時代のカツラとガウンを停止 暑さのため】

南アフリカ、ラグビー優勝しましたね!めでたい

で今日のニュースは全然違う話ですが、マラウイで暑くて裁判時のカツラを中止する話。

アフリカも温暖化のためか暑くなってるようですが、
こういう形式的なカツラとかって、そもそも必要なんでしょうかね?
日本はカツラ無しでガウンだけ?
---
・マラウイ裁判所は弁護士と判事の伝統的な白いカツラと黒のローブ着用義務を停止
 南部アフリカの熱波のため
・今週気温は45度の所も
・マラウイは以前は英国の保護領で英国の法務システムに準じている
・「暑すぎてカツラとガウンは不快だ」
・熱波は気候変動と関連付ける人もいる。例年より暑い

Malawi court suspends 'colonial' wigs, robes due to high temperatures
https://www.africanews.com/2019/11/02/malawi-court-suspends-colonial-wigs-robes-due-to-high-temperatures/

#アフリカ 329 2019/11/4
【ナイジェリアのベナン国境閉鎖は地域貿易に打撃】

ナイジェリアが陸経由の米密輸対策で国境閉鎖してて、それが地域貿易にとってマイナスだと批判する話。

悪いものを密輸してる訳でなく、国内価格より安いコメが入ってきて困るということみたい。
国内市場を守ってるわけだけど、保護と自由競争って正解はどの辺にあるんでしょうね。
---
・ナイジェリアのベナン国境閉鎖 ベナンからの違法商品の密輸を防ぐため
->地域貿易を抑制

・8月にベナンーナイジェリア間国境が突然封鎖
・国境閉鎖は珍しくないが、これだけ長く終わりが見えないのはこの40年で初
・国境でトラックは待ち続け、農産物は腐敗
・特にコメの密輸が問題 ナイジェリアの米生産や雇用阻害 by ナイジェリア
 ベナンは米を安く仕入れ、ナイジェリア市場価格より安く売る
・地域経済共同体ECOWASにとって国境封鎖はダメージ
  アビジャンーラゴス回廊の一部
  密輸品だけでなく全貿易停止になっているのが問題

・ナイジェリア政府はベナンに密輸をしないという合意を求めてる
 ->チェックのコストがかかりすぎて現実的でない
・ECOWASの関税ルールを適用して同一関税にするのが解決方法
 ->価格差をなくし、密輸のインセンティブが無くなる
・また国内生産性を上げるために政府は投資するべき
・来年7月からのAfCFTAのためにも国境を開いておくのが大事

Nigeria’s closure of Benin border chokes regional trade
https://africanbusinessmagazine.com/region/west-africa/op-ed-nigerias-closure-of-benin-border-chokes-regional-trade/

#アフリカ 330 2019/11/5
【アートラゴス2019で知っておくべきこと】

西アフリカ最大のナイジェリアのアート展の話。
リンク先のアートを見てくださいとしか言えない系です。

アートは素敵だけど、このアートディレクターのインタビューは
普通のことしか言っていなくて、言葉ではなくアートで、ってことかしら。

もう終了したようだけど盛況だったのかな。
---
・アートラゴス2019のアートディレクターTayo Ogunbiyiのインタビュー
・アートラゴス2019は西アフリカの中心的なアートフェアとして過去3年実施
  出展者、バイヤー、アートシーンのメンバーなど
  世界のアート・エコシステムに寄与

・ラゴスの新進アーティストLady Donli、 BUJU、WurlDがパフォーマンスする
・入場料 N3000(約893円)

・多様なバックグラウンドのアーティストがいて、ナイジェリアのアートシーンは独特
・アートとラゴスの布が合体したら、ドラスティックな変化になる
・会場は昨年よりも大きくなった。作品点数も去年の2倍

What You Need to Know About ArtXLagos 2019
https://www.okayafrica.com/whats-happening-at-artxlagos-2019/

◆ニュースソース

基本的に以下をチェックしてます。



https://www.theafricareport.com

このアフリカニュース投稿について。
だいたい毎日、英語のアフリカニュース複数サイトから気になるニュースを1つ選んで
自分で日本語で要約して投稿してます。

ニュース鮮度は良いかと思いますが、翻訳間違いや内容間違いを含んでいる可能性があります。
主に自分のアフリカ情報収集と英語訓練目的で、多少皆さんのアフリカ情報のお役に立てればと思っております。
記事に対するコメント、ご意見、感想お待ちしてます!元記事のURLも貼っているので翻訳に対する指摘も歓迎です!
応援はとても嬉しいです。

Photo by Maksim Shutov on Unsplash

-AfricaNews, イベントスケジュール/ブログ

Copyright© Blue Baobab Africa ブルー バオバブ アフリカ , 2019 All Rights Reserved.