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東京タワー前、路地裏に隠れてるカフェ。 異国の空間でコーヒーの香りと共に 少しの時間ホッとしませんか。アフリカとメンタルヘルスなど。

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2020年2月4週目のアフリカ最新ニュース:ポンペオ訪問、ニジェール祭り、中古車スタートアップ、ナミビア牛輸出、トーゴ選挙、スタートアップ促進法、GDPと資源

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2020/2/18-2/25に取り上げたアフリカ最新ニュースです。
Twitter(@BlueBaobabBar)や
Facebook(https://www.facebook.com/cafebarbluebaobab/)でアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。

この週はスタートアップ系の話2つと、米国との関係が2つ、選挙と資源、観光のお祭りの話でした。
大統領選以外はアフリカと海外が絡む話です。
他国との関係が必須になっている現代で、コロナがそこにどう影響していくのか気がかりです。

#アフリカ 436 2020/2/19
【ポンペオ国務長官のアフリカ訪問】

ポンペオ米国務長官がアフリカ3か国を訪問し、それぞれ良い感じのことを言って回ったようです。

アンゴラの富豪イザベルが起訴されてる話はロウレンソ大統領の腐敗防止運動の流れなんですね。なんでいきなり起訴するのかと思ってましたが、そういう背景ですね。

エチオピアのダム問題は具体的な解決策は無さそう。
アフリカの角の連携強化にはお金を出すと。米軍が直接コントロールじゃなくて、現地に対応させるということかしら。ちょっと不明。

西アフリカの米軍縮小も、仏軍はかなり力を注いでいるのに米国は興味無しということかしら。いまいち分かりませんが、今後も気になるところ。
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・米国国務長官がセネガル、アンゴラ、エチオピアを初訪問
 米国政府として18か月ぶり
・中国、ロシア、その他諸国のアフリカ参入に対抗し、12億人の若い人口への関心で

・エチオピア
  ・ポンペオは火曜にエチオピアのアビー首相と会談
  ・東アフリカの連携を強めるため「かなりの財政支援」を約束
  ・エチオピアとエジプトのダム紛争についても話をした
   →トランプ政権は平和的解決を望む。ダムは完成間近
   →エチオピアは貧困改善のためと主張。エジプトは急速な貯水はナイル川水流に影響すると反対
   
  ・エチオピアはアフリカ第2の人口、1億人以上
  ・アフリカの角での米国保全のキーでもある
  ・アビー首相は大規模改革継続のプレッシャー下にある
   →米国は改革を支持
  
・アンゴラ
 ・産油国だが国民は貧しいまま
 ・ポンペオはジョアン・ロウレンソ大統領と会談
   前リーダーの親戚を排除するなど腐敗に取り組む大統領を高く評価
   「就任2年半で腐敗を過去の遺物にした功績は素晴らしい。
   透明性を高め、悪い行為を追求している」
 ・昨年、アンゴラは前大統領の長女で億万長者のイザベルをマネロンなどの金融犯罪で起訴
 ・195の国営企業の民営化も評価。「民間投資を呼び込むだろう」
   
・セネガル
 ・サヘル地域の過激派のため、西アフリカにどれくらい米軍が必要か検討中と伝える
 ・トランプ政権はアフリカでの米軍を減らすつもりだとされている
 ・「この地域の安全課題、米国の役割についてはしっかり話し合った。
  国防省は西アフリカでの我々の軍事力を軽くするつもりだ。
  CIAディレクターとして、この問題を良く知っているし上手くやる」
 ・米国はセネガルや西アフリカ諸国とフランスとこの地域の過激派脅威と戦う
  「我々にはこの地域の安全を守る義務がある。経済成長の機会にもなる。
   調査が終わったら、セネガルだけでなくこの地域の国々と話をする。」

Pompeo in Africa: U.S. pledges financial support for reforms in Ethiopia
https://www.africanews.com/2020/02/18/pompeo-in-africa-us-secretary-of-state-praises-angola-s-anti-corruption-drive/

#アフリカ 437 2020/2/20
【ニジェールのアイル・テネレ祭り】

ニジェールの砂漠のお祭り。
動画の冒頭、砂丘が美しいです。アラブ・テイスト強めで異国感たっぷり。行ってみたいですね

ニジェールはナイジェリアの上に位置する国。フランス語圏なのであまり英語のニュースに出て来ませんが、動画を見る限りヨーロッパ人が訪れているようですね。
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・ニジェールの北方砂漠では文化が豊か
  遊牧民トゥアレグTouareg族の音楽、ダンス、詩
  ラクダはトゥアレグのシンボル
・エア祭りはベルベル族を祝う毎年の行事
  イスラム過激派の地域にも関わらず、大勢が訪れる
・セネガルのクラフト大臣「ニジェールは先祖からの価値を大事にする」
・「国内外からの観光客を歓迎している。そしてこの環境を維持する義務もある」ニジェール首相ブリジ・ラフィニBrigi Rafini氏
・ニジェールのAIR TENERE地区はオアシス、山、砂丘があり、観光資源となる
  祭りは2001年から続く。安全確保の努力で地域はより発展するだろう 

Niger's north celebrate the air festival
https://www.africanews.com/2020/02/19/niger-s-north-celebrate-the-air-festival/

#アフリカ 438 2020/2/21
【中古車スタートアップ:cars45】

アフリカの中古車産業、オンライン売買で成長するスタートアップもあれば、国内産業を守るために中古車輸入を禁止する国も増えてきて、という話。
新車購入を促進するには今の高金利短期ローンを変えないと、と。
南ア、エジプト、アルジェリア、モロッコの4か国でアフリカの新車販売の8割てのも驚きですが、うち3カ国は中古車輸入禁止してるので。

日本から中古車やパーツを輸出する話もよく耳にしますが、いまは過渡期なんでしょうね。
ここにEV車はどう絡んでいくのかしら。
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・2016年ナイジェリアで設立の中古車仲介会社cars45
  中古車市場にスピード、透明性をもたらし手間をなくす
・設立者Etop Ikpe氏、ナイジェリアのEC会社Kongaの元コマーシャルディレクター

・cars45は中古車の売買のデジタルプラットフォーム
 売り手はネットで査定後、査定センターで査定、1時間以内に買い取り
 いままでそういったシステマチックなものが無かった

・中古車市場の拡大
  2018年で世界で600-700億ドル規模(約6-7兆円)
  アフリカでも中古車人気で所有者増加
・南ア、エジプト、アルジェリア、モロッコはアフリカ新車販売の8割を占める
・ナイジェリアは車所有率は世界の所有率の1/3。人口多いので今後増加の可能性
  9割が中古車、隣国ベナンのCotonou港経由
  車工場が無いのと、支払い方法が限られていて、新車は高いので中古車が選択肢
  輸入中古車はTokunbosと呼ばれる
  
・cars45はその中古車需要で成長
  査定センターはナイジェリアに60か所
  2017年には500万ドルのシリーズAの投資をベナン系企業から
   支払い、保険、アフターサービス、検査に広げるのが目的
  2019年は4万台を検査
・2019年12月中古車人気のガーナ、ケニアに進出
・エチオピア、ケニア、ナイジェリアの中古車の8割は米国、欧州、日本からのもの
・「包括的なサービス、特に全在庫車の書類とバックグラウンドチェックが強み。アフリカ全体の車プラットフォームを目指す」
  
・中古車市場の脅威
 ・政治家は中古車が国内自動車産業の成長を妨げると敵視
 ・2014年で自動車製品の輸入480億ドルは輸出110億ドルの4倍
 ・南アですら自動車製造はGDPの4.3%だが、販売の72%が輸入品
 
 ・エジプト、南ア、スーダン、モロッコは中古車輸入を禁止
   10か国は5年以上の中古車禁止、6か国は10年以上の中古車禁止
 ・国内の自動車産業を進める国も
  ケニアのモビウス・モーターMobius Motors
  ナイジェリアのイノソン自動車Innoson Vehicle Manufacturing Company
  ウガンダの国営キイラ自動車Kiira Motors
  ガーナのカンタンカ自動車Kantanka Automobile Company
 ・フォルクスワーゲンや日産はアフリカに生産工場
   富裕層は最先端を好むので
 ・新車普及の課題は支払い:現状は高金利で短期ローンのみ
 
Old vehicles offer new opportunities for Cars45
https://africanbusinessmagazine.com/sectors/transport/old-vehicles-offer-new-opportunities-for-cars45/

#アフリカ 439 2020/2/22
【ナミビアが赤身肉を米国へ輸出 アフリカ初】

南部アフリカのナミビアが牛肉を米国に初輸出という話。
欧州や中国にも輸出してる牛肉国のようですね。
米国と20年近く交渉してたとは気が長いというかすごい。

放牧で草で育ててるようですが、南部は旱魃があったと思いますが大丈夫だったんでしょうかね。

米国は世界最大の肉消費国で1人年間120キロって月10キロですよね。
日本人は2016年データで年間31キロのよう。鶏メイン。
https://www.nippon.com/ja/features/h00223/
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・国営食肉会社ミートコMeatcoは25トンの牛肉をフィラデルフィアへ輸出
・2020年は860トン、2025年までに5千トン輸出予定
・「ようやく実入りの良い巨大米国市場に輸出できた」byナミビア外務大臣

・米国は世界最大の赤身肉消費国、1人当たり年間120キロ消費
・米国試験所での検査に24か月かかった。安全規制と物流交渉で18年

・輸出肉は冷凍及びチルドの骨なし、生のカット牛肉
・「13兆ドルの購買力がある米国から経済的恩恵を受けるはずだ。
米国民はナミビアの高品質で草を与えられた放牧牛を味わう」by在ナミビア米国大使

・2019年ナミビアはノルウェー、英国、EU、中国に1.2万トンの肉を輸出
・農業はナミビア経済の5%、放牧を含む農園業は増加しており、国民収入の2/3近く
・アフリカ成長機会法AGOAの免税制度にも恩恵を受ける

Namibia becomes first African country to export red meat to United States
https://www.africanews.com/2020/02/21/namibia-becomes-first-african-country-to-export-red-meat-to-united-states/

#アフリカ 440 2020/2/23
【トーゴ2020年2月の大統領選】

「独裁者じゃない」と語る写真が独裁者にしか見えないwと思ったら、どうやらこれはお父さんの写真ぽいですね。
トーゴ大統領選の話。
どちらにしても独裁ぽいですが記事もミスリードですね。

土曜が選挙だったようですが、選挙システムがハッキングの恐れがあるので手作業で集計するとか、
仕組みはあっても運用するのは人間なんだなと。
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・トーゴのフォール・ニャシンベFaure Gnassingbe大統領 54歳
・3年前の反政府運動で体制変更後の初の選挙
・以前は任期無制限であったが現在は5年
・現大統領は15年政権の座に
・10人の大統領候補。3人は選管により失格に

・現職ニャシンベGnassingbe一家は50年以上トーゴを統括
・選挙システムは西アフリカ地区やフランスのシステムに近い
 ->選管によるとハッキングの懸念があるので
  開票作業は手作業になる予定
 ->現職が勝つ見込み

・800万人が土曜に投票

'I am not a dictator': Togo's president says ahead of polls
https://www.africanews.com/2020/02/21/i-am-not-a-dictator-togo-s-president-says-ahead-of-polls/

All You Need To Know: Togo’s February 2020 presidential vote
https://www.africanews.com/2020/02/21/all-you-need-to-know-togos-february-2020-presidential-vote/

Hacking fears shroud Togolese election
https://www.africanews.com/2020/02/22/hacking-fears-shroud-togolese-election/

#アフリカ 441 2020/2/24
【セネガルのスタートアップ法:女性起業家を促進】

セネガルでスタートアップ促進の法律が出来た話。
モロッコに次いでアフリカで2番目とのこと。

程度は違っても、世界のどの国もイノベーション促進の課題は共通してそうですね。
フランス語圏の国は、フランス語の文章が長くてまどろっこしいから投資を受けにくいと読んだことがありますが(笑)、ビジネスの大半はやはり英語圏にあるんでしょうかね。
英語で全て済むのは便利だけど、世界が英語だけになってしまうのもつまらないのでフランス語圏にも頑張って欲しいです
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・法律は複雑で税金は高く、スタートアップ業界は男性中心
 ->女性起業家は少ない「怖いし、仕組みが分からないから出来ない」多くは言う

・しかし状況は変わるだろう
  12月にセネガルはチュニジアに続きアフリカで2番めのスタートアップ法を決定
   農業やモバイル銀行などの新規革新企業の税優遇やその他優遇措置
  ->3年税控除など
  ->今年半ばの施行を目指すが、実施しないのではという懸念の声も
  
・セネガルの労働人口は若い。農業を止めて都市に来るが都市の雇用は不十分
 →政府は地方のビジネスを活性化させたい。デジタルテクノロジー活用も
 マッキーサル大統領の「セネガル発展」計画
 
・ナイジェリア、ガーナには及ばないが
フランス語圏アフリカではセネガルはリーダー格でテック系の将来とアフリカでの起業ハブを目指す
・新法は女性、若者起業家を特に支援
・Thierno Sakho氏はスタートアップ向け5000万ドル規模の国営ファンドのプロジェクトマネジャー
 「貧困、栄養不良、金融包括といった課題を解決したい」
・近年のセネガルスタートアップ:電子機器のリサイクル、医療記録のデジタルウォレットなど
 でも苦戦中
  
・英語圏アフリカのケニアやナイジェリアと比べてフランス語圏アフリカのテック、起業は後塵を拝してる
 2018年で120億ドルのアフリカスタートアップ投資のうち、フランス語圏アフリカへはたった5%

・39歳のSeynabou Thiamさんはカフェと母親向けコーワーキングスペースをダカールで始めた
  「新法は助かる」
・伝統的にセネガル女性は非公式経済に従属
  ストリートでの料理販売、衣料品販売など
  ->社会保障や資金援助の機会を失っている

Senegal's start-up act to boost female-led business in first for West Africa
https://news.trust.org/item/20200221120325-wjrww/

#アフリカ 442 2020/2/25
【国民はGDPを食べるのではない:ケニアの学者が採掘フォーラムで】

ケニアの学者が「アフリカ全体で資源採掘の契約ルールを決めよう」「GDPを追うだけでなく、国民の生活を気にかけよう」と非常にもっともなことを言っているのですが
最後は「UAEの手を借りよう」と大人のつながりを感じさせる(?)発言です。

こういう良いことをいう人もいるのだから、理想主義と現実がうまく噛み合うと良いですよね。
資源採掘や借金の条件はアフリカが不利にならないようにルール化なり出来たら良さそうですが、ここでも汚職がハードルになるのかしら。
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・ケニア人の法律教授 PLO Lumumba氏、ケニアで汚職防止委員会議長を務めた経験も
「採掘セクターの投資交渉において、アフリカには共通見解が必要」
 ダルエルサラームでの国際フォーラムで
 
・投資家が、アフリカを他国より緩い投資条件でOKな国だと見なさないようにすべきだと主張
 それもタンザニア1か国だけでなくアフリカ全体がすべき。でないと緩い国に投資家が流れるだけ
・東アフリカ立法議会は、採掘セクターの貿易地域投資のルールを定めるべき

・採掘セクターが寄与するGDPの数字だけでなく、採掘が国民の生活にどう影響するかを考えるべき
・「GDPといってもポッケにお金がなければ意味がない。誰もGDPを食べられないし、大事なのは国民のポケットのお金だ」
・銀行セクターの成長や飢餓削減、寿命を延ばせるのはお金があるときだけだ

・アフリカの国の中には良い方向に向かっているところもある
  国のビジョンを持つようになった。そしてアフリカとしてのビジョンが必要だと気が付いてきた 
・UAEの手を借りて、不可能に思えることを可能にしていこう

People do not eat GDP: Kenyan scholar PLO Lumumba tells Dar es Salaam Mining forum
https://www.thecitizen.co.tz/news/1840340-5466008-af4b2s/index.html

ニュースソースは基本的に以下をチェックしてます。




https://www.theafricareport.com

このアフリカニュース投稿について。
だいたい毎日、英語のアフリカニュース複数サイトから気になるニュースを1つ選んで
自分で日本語で要約して投稿してます。

ニュース鮮度は良いかと思いますが、翻訳間違いや内容間違いを含んでいる可能性があります。
主に自分のアフリカ情報収集と英語訓練目的で、多少皆さんのアフリカ情報のお役に立てればと思っております。
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