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2020年10月3週のアフリカニュース:ナイジェリア#EndSARS、エチオピア系イスラエル人、リビア油田再開、モロッコ美術品返還、中国コロナ視察、WTO決戦、オロモ衣装

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2020/10/14-10/20に取り上げたアフリカ最新ニュースです。
Twitter(@BlueBaobabBar)や
Facebook(https://www.facebook.com/cafebarbluebaobab/)でアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。

もう完全にコロナ以外の話題が中心ですね。

また争いが激しくなっているようですがナイジェリアの#EndSARS運動の話、
エチオピア系イスラエル人の移送を巡る苦悩、
武装組織のせいで停止していたリビアの油田が再開する話、
フランスに流れたモロッコの美術品が返還される話、
在中国アフリカ各国大使らが中国のコロナワクチン研究所を視察して感銘を受けている話、
韓国とナイジェリア代表の一騎打ちとなっているWTOトップの話、
エチオピアのオロモ族の衣装、アイデンティティの話など。

#アフリカ 672 2020/10/14
【アフリカ系アメリカ人もナイジェリアの#EndSARS を応援】

先日からずっとニュースになってるナイジェリアのSARS運動ですが、
アメリカのアフリカンも応援を始めたよう。
SARSという特別警官団の横暴に抗議する若い人達の運動のようです。
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・#EndSARS は2018年に作られたハッシュタグで、ナイジェリアの若者のSNSでの運動
  警官の横暴に反対するもので、先週1週間で150万ツイート
  ここ10年で最大規模の抗議運動になっている
  
・国際的にも話題になっており、米国歌手カニエ・ウェストは団結を呼びかけるツイート
・初のアフリカ系アメリカ人でエミー賞等受賞女優のViola Davisヴィオラ・デイヴィスは
 ナイジェリアのための祈りを呼びかけ
 
・ナイジェリアの若者はブハリ大統領にSARS解散を要求
  SARS:Special Anti-Robbery Squad 特別対強盗部隊は警察組織で
  不当逮捕や拷問、警官による殺害などで非難されている
 また一般警察の改革も求める

African-Americans Join Nigerian #EndSARS Movement in Solidarity
https://www.africanews.com/2020/10/13/african-americans-join-nigerian-endsars-movement-in-solidarity/

#アフリカ 673 2020/10/15
【エチオピア系イスラエル人は移送計画に懐疑的】

今日はイスラエルーエチオピアの話。
昨日の英語会でエルサレムポストを読みましたが、そのトップニュースでした。
エチオピアに残されたユダヤ人はイスラエルに帰還したいが
イスラエル政府の対応は曖昧で、ラビは反対し市民は差別するという、難しく切ない問題でした。

(もう少し詳しくはこちらをどうぞ

エルサレムポストを読む:複雑すぎるイスラエル‐ユダヤ‐エチオピアの関係【最新英語ニュース】【勉強会レポート】


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・ネタニヤフ首相の「2千人のエチオピア系ユダヤ人を連れ戻す」という計画
 ->エチオピア系イスラエル人は半信半疑

・エチオピアのアビー首相にも計画は伝えているとツイート
・長年離れ離れの家族も

・イスラエルのエチオピア人コミュニティ「Beta Israel」:ユダヤ法に則って解釈するとユダヤ人
・帰還法The Law of Returnの元、イスラエル市民になれる

・エチオピアには推計1万4千人のユダヤ人が残る
  半数はユダヤ教を捨てるよう強制された人達の子孫、イスラエルに還りたい
・しかしイスラエルのユダヤ教最高指導者は彼らをユダヤ人とは見なさない、政府も追随

・エチオピア系イスラエル人で初めて大臣になったTamano-Shata氏
  昨夏、エチオピア系ユダヤ人の身分保障と帰還計画を提案
  
・イスラエル政府から帰還許可を得るには時間がかかる
 「肌の色による人種差別ではない。ユダヤ教自体の問題」
 「いや、根深い人種差別の問題だ」

・政府は抗議が起きるたびに少し帰還させるが、根本解決を図ろうとはしていない
 ->利害関係者を集めた委員会を作って欲しい

・エチオピア系イスラエル人の女性警官が、反ネタニヤフ首相運動のリーダーを逮捕した際
「俺がお前の親をイスラエルに連れてきてやったんだ」という動画が出る
 ->その後に首相が上のツイート
 ->抗議運動のリーダーは1991年のエチオピア人移送[ソロモン作戦]に参加していた退役軍人
 ->「これは彼だけの問題ではなく、我々エチオピア系イスラエル人は常にその帰属を問われている」

・「Bibi(ネタニヤフの愛称)は残された人々を移送させるというが、いつもの通り、そうはならないだろう」
 -> 「前回も選挙前に400人移送すると言ったが、実際は43人だけだった。我々をもてあそんでいる」

Ethiopian-Israelis worry that airlift of loved ones won’t get off ground
https://www.jpost.com/israel-news/ethiopian-israelis-worry-that-airlift-of-loved-ones-wont-get-off-ground-645639

#アフリカ 674 2020/10/16
【リビア最大の油田を再開】

ポジティブな話だと思いますが、リビアで操業停止していた油田を再開するそう。
ハリファ・ハフタルの軍との合意が出来たよう。
ちょっとググると6月にも再開したり停止したりと大変そうなんですが、今回のは安定再開だといいですね
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・リビア国立石油会社は国内最大級のエルシャララ油田の再開を発表
 ->日曜に Khalifa Haftarハリファ・ハフタル軍との合意した後のこと

・先月は国連支援の元、エジプトで油田と港の安全保障の取り決め
・油田の再開には定期点検が必要

・エルシャララ油田はリビアの南西、ムルズーク砂漠にあり1980年に発見された
 - 現在の所有、運営はRepsol
 - リビアのオイルの1/3を産出、30億バレル埋蔵とされる
 - 1日30万バレル産出し、海外へ輸出。収益は国へ

・何か月も国内のディーゼルは不足していたが解決に向かう
・リビアの主な油田と港はハフタル軍の統治下にあり、この9か月停止していた

・操業停止による損失額は8月時点で約82億ドルと推計

Work resumes at Libya's largest oil field
https://www.africanews.com/2020/10/14/work-resumes-at-libya-s-largest-oil-field/

#アフリカ 675 2020/10/17
【フランスがモロッコへ密輸美術品返還】

いつもフランスは返還してる気がしますが、美術品が集まってくる場所なんですかね。

今回のは植民地時代の話ではなさそうで、モロッコから不正に持ち出された化石などの考古学的な品。
それも見つかってから返還までに15年もかかったそうで、手続き的なものが手間なんでしょうか。
総量3トンて移送も大変です。
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・フランスは木曜に2万5千点の考古学的物をモロッコへ返還
  総量3トン、3つの関税管理で摘発したもの
  
・返還までに15年、不正に取引したものには12万ユーロの罰金

・ワニの頭蓋骨、化石、魚や爬虫類の歯、新石器時代のものも
・モロッコ当局は美術品の盗難、密輸を摘発できるように関税のトレーニングを強化

'This is historic': France gives back Moroccan art seized from traffickers
https://www.africanews.com/2020/10/16/this-is-historic-france-gives-back-moroccan-art-seized-from-traffickers/

#アフリカ 676 2020/10/18
【50名のアフリカ外交官が中国のコロナワクチン研究所を視察】

中国のこういう所が抜け目なくスゴイと思うのですが、
アフリカ人外交官ら50人を中国のコロナワクチン研究所に招待。
駐中国の大使らのようですが、皆さんその設備や能力すごさに感激したようです。こうやって中国とアフリカの結びつきが強まっていくんでしょうね
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・中国最大で世界5位の人体ワクチン研究所シノファームSinopharm
  ->アフリカの外交官ら50名が訪問
  ->コロナ対策での協力を深めるため
 
・駐中シエラレオネ大使:「中国の素晴らしさが良く分かった。我々の関係性をより強められる」
・外交官らは同社のコロナワクチンの最新の臨床試験などを視察
  臨床試験はフェーズ3、UAEやペルー、アルゼンチンなど10か国の候補国で5万人が参加

・駐中ルワンダ大使:「ここは大きな施設で、経験豊富でポリオや黄熱病ワクチンの開発経験もあるのが分かった。
 非常に驚きだった。コロナワクチンもすぐに出来るだろう」

・アフリカのコロナ対策では、中国政府は400トンもの医療品をアフリカに提供
  200人の医療専門家も派遣し、2万人のアフリカ人医療関係者をトレーニング
  
・中国の習近平主席は5月に中国のワクチンは「世界に役立つ」と述べた
  特にアフリカなど後進国での入手可用性において
  
50 African Diplomats on Anti-Covid-19 Visit to China’s Sinopharm
https://www.africanews.com/2020/10/16/50-african-diplomats-on-anti-covid-19-visit-to-china-s-sinopharm/

#アフリカ 677 2020/10/19
【WTO決戦投票】

WTOのトップがナイジェリアと韓国の2者に絞られていて、今度決戦投票という話。

ナイジェリアもかなり男性優位社会ではないかと思いますが、女性初の財務・外務大臣を務めたとはすごいと思ってwikiを見たら、
マサチューセッツ工科大学、 ハーバード大学と当然ながらバリバリのエリートですね。
日本語のwikiがありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%A9

日本的にもたぶんナイジェリアのオコンジョさんになってもらう方が良いんでしょうね
服装もいつも派手で素敵。
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・ナイジェリアのNgozi Okonjo-Iwealaンゴジ・オコンジョ・イウェアラ氏と
韓国のYoo Myung-hee氏はWTOトップの座を巡り木曜に最終決戦投票

・オコンジョ氏66歳はナイジェリア初の女性財務・外務大臣を務めた
  世界銀行で開発経済学者として25年のキャリアを持つ

・彼女が勝てば、初のアフリカ人WTOトップとなる

・Yoo氏は53歳、韓国初の女性貿易大臣
  中国、米国との自由貿易協定交渉も担当

・「両氏ともWTOトップとして非常に素晴らしい適正を持っている」by WTO
・11/7より前に候補者は選出される予定
  コロナによる各国の深刻な経済低下もあり、WTOは難しい状況にある
  
WTO: Ngozi Okonjo-Iweala makes the run-off
https://www.africanews.com/2020/10/19/wto-ngozi-okonjo-iweala-makes-the-run-off/

#アフリカ 678 2020/10/20
【エチオピア オロモ族の衣装 民族の誇り】

エチオピアのオロモ、伝統的要素を現代風にアレンジしたファッションが出てきてるようで、
リンク先の画像には日本のお祭りに馴染みそうな服もありました。
エチオピアの民族対立はだいぶ大変そうですが
自らの主張を強くするとその他民族、国とは違うと他を否定することにもつながったり差別や批判を招いたり、アイデンティティの主張って実は難しいですよね。民族間に限らず。
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・エチオピア最大の民族グループ Oromo オロモ
  あまり文化的民族的アイデンティティの主張はしてこなかった
  ->国としてのアイデンティティに反すると批判されるので
  アファーン・オロモー (Afaan Oromoo)語を公共の場で使うことすら避けていた
  
->しかし政治的主張の高まりとともに、若いオロモ人の間でファッションで主張する傾向が出てきた
  
・今月のオロモ族の Irreecha祭りは新しい衣装を発表する良い機会
  コロナで規模は縮小される
・デザイナーAntiko Designs:馴染みのある要素を現代的に

・赤、黒、白はオロモカラー
・siinqeeという棒はコミュニティの女性を守るためのもの

・4年前の祭りでは警察との衝突で55人が死亡
  政治的、経済的に排除されてきたという長年の不満
・オロモ族のアビー首相が政権の座に就いてから政治的変化はあったが緊張は依然残る

・オロモの権利を求めるキャンペーン
  アメリカのディアスポラ(離散民、移住した人々)からも支持を集める

・「より自らのアイデンティティを誇りに思うようになっている。信じられない変化」

How clothes reflect growing Oromo ethnic pride in Ethiopia
https://www.bbc.com/news/world-africa-54513438

このアフリカニュース投稿について。
だいたい毎日、英語のアフリカニュース複数サイトから気になるニュースを1つ選んで
自分で日本語で要約して投稿してます。

ニュース鮮度は良いかと思いますが、翻訳間違いや内容間違いを含んでいる可能性があります。
主に自分のアフリカ情報収集と英語訓練目的で、多少皆さんのアフリカ情報のお役に立てればと思っております。
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