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東京タワー前、路地裏に隠れてるカフェ。 異国の空間でコーヒーの香りと共に 少しの時間ホッとしませんか。アフリカとメンタルヘルスなど。

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2020年10月4週のアフリカニュース: スーダンテロ国家除外、ナイジェリア#EndSARS、ケニア湖上昇、スーダン&イスラエル正常化、トランプ+エチオピアダム紛争、マクロン大統領への抗議

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2020/10/21-10/27に取り上げたアフリカ最新ニュースです。
Twitter(@BlueBaobabBar)や
Facebook(https://www.facebook.com/cafebarbluebaobab/)でアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。

この週はアフリカと他の国との話が多かったですね。

アメリカのトランプ大統領とスーダンの話では、テロ支援国家リストから除外する話と、バーターで(?)スーダンとイスラエルが国交正常化する話。
そしてこの時のトランプ大統領の電話会談で出てきたのが、エチオピアダムについての不躾な発言と、それに対するエチオピアの反応。

フランスのマクロン大統領のイスラム教徒についての発言では、中東が反発しておりリビアでも抗議運動。
ナイジェリアの横暴な警察に対する抗議運動#EndSARS も緊迫。

以上は人災系。自然災害系では東アフリカでの豪雨で湖の水位も上がり大変という話。
ここでは取り上げてませんがアンゴラの抗議運動、カメルーンでは襲撃事件、その他大統領選や政治でもあちこち荒れてます。

#アフリカ 679 2020/10/21
【トランプはスーダンをテロ支援国家リストから除外】

米国がスーダンをテロ支援国家リストから外すそうで、それ自体は以前からスーダンのハムドク首相が求めていたので良いと思うのですが
条件が3億ドルの補償金を米国テロ被害者に支払うとのこと。
スーダンは経済的に厳しくて国際社会に支援を求めてましたし、お金を払えばテロ支援国家じゃなくなるというのは理屈として謎な気もしますけど。
トランプのツイートは「補償金支払うって!」というのがメインだし、ハムドク首相のツイートはアラビア語で読めないしw
喜んでいるようなので、まずはリスト外しが大事で、お金は建前なだけなんでしょうかね。それとも国際社会から借金して払うのかしら。
トランプの選挙対策のよう
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・米国トランプ大統領が調印
  スーダンを米国のテロ支援国家リストから外す
  米国のテロ被害者に3億ドルの補償金を支払うことが条件
  
・リストから除外されることで、スーダンは国際社会からの借り入れや支援を受けやすくなる
・1993年からリストに入っていた
  アルカイダのビン・ラディン氏が政府の客としてスーダンに滞在していたため
  
・補償金は1998年のケニアとタンザニアの米国大使館爆撃事件の被害者へ
  事件はアルカイダネットワークによるもの。200人以上が亡くなった
  
・トランプ氏はツイート
・昨年就任したスーダンのハムドク首相もツイート

・スーダン政権にとってもプラス
  スーダンは昨年、抗議運動により軍隊が独裁のアル・バシールを追放
  現在は民主政権への移行期間で軍&文民政府が統治
  次の選挙は2022年終わりの予定
  
・この発表は米国大統領選挙の2週間前に出たもの
 トランプ政権は最近ではイスラエルとUAE、バーレンの協定などアラブ諸国との調整も

Trump signals Sudan removal from terror list
https://www.africanews.com/2020/10/20/trump-signals-sudan-removal-from-terror-list/

#アフリカ 680 2020/10/22
【抗議運動で銃撃 ナイジェリア】

もともとは横暴な警察への抗議運動 #EndSARS ですが、暴動化して警察による銃撃になってしまったようです。
交番を焼いたり、刑務所を襲って囚人が2千人も逃げ出したり、集団の暴走なのか活動を利用する悪人がいるのか分かりませんが大変です。
コロナの外出禁止が終わったと思ったら今度は人災の外出禁止、人の世とは不可思議。。
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・ラゴスで治安部隊が抗議活動家らを銃撃したとの報道
 ・警察の横暴さへの抗議運動が激しくなっており、新たに外出禁止令が出ていた

・ナイジェリアのテレビ局の映像が銃撃音を捉えている
・警察サイドは市民の安全を守るため法の限りの実力行使すると警告

・この2週間抗議運動はカオスになっており、社会不安が広がっている
  火曜には群衆が刑務所を襲い、2千人の収容者が脱獄

・警察はナイジェリア全土に暴動を抑えるための警察を配備、刑務所周辺は厳重警備

・交番が焼かれ、警官の銃撃で2人の市民が死亡。その後、新たな外出禁止令が1400万人の市民に対して出された
 「悪党らが抗議運動を隠れ蓑に混乱をもたらし、生命が失われている」

・運動の中心地ラゴスでは主要な空港、港への道は抗議運動で封鎖されている
・2週間前にSARS(特別暴動対策団)の警官が市民を殴っている動画が広まった
-> 若者は #EndSARS のスローガンで抗議
-> 政府はSARSを禁止すると発表
-> 活動家らは全警察での虐待、人権尊重を要求し、交通を止めている

Protesters reportedly shot dead in Nigeria
https://www.africanews.com/2020/10/21/protesters-shot-dead-in-nigeria/

#アフリカ 681 2020/10/23
【ケニア 湖の記録的な水位上昇】

東アフリカではこの半年の雨と洪水で湖の水位も大幅に上がったそう。
雨はインド洋の水温上昇が要因のようですが、
森林伐採とか地震、地下水の影響なども調査してるようです。
動物と人間の対立も懸念されてるようで、余裕がなくなると対立が生まれますよね。。
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・東アフリカでは近年インド洋の水温上昇による激しい降雨
-> ケニアのリフトバレーの湖でも水位上昇

・「60年生きててこんなの見たことがない」
・数メートル以上上昇、この半世紀で最大

・ケニア北部のトゥルカナ砂漠から南部のナイバシャまで古い断層(大地溝帯)沿いに500キロ、淡水と塩水の湖がつらなる
 ->ひどい洪水に
・何万人もの住人が高台へ移動を強いられた

・状況は悪化の見込み、今月も季節雨の予想
・観測所によると、4月から6月でナイバシャ湖面は2.7メーター上昇

・森林伐採により泥が下流に流れ、湖の容量を小さくしているのも要因かもしれない
・地震の影響や浸み出す地下水の増加も調査されているが結論は出ていない
・「状況は変わってしまった。50年前より影響を受けやすくなっている」

・ケニアの自然保護局は野生動物を一部移転させる
 ->動物が畑に入って殺されるなど人間と動物の対立も懸念
 「食料が充分にないとき、人間は弱い動物に目を向けるかもしれないと懸念している」
・コロナと洪水の2重苦

Kenya's lakes rise to destructive highs
https://www.africanews.com/2020/10/22/kenya-s-lakes-rise-to-destructive-highs/

#アフリカ 682 2020/10/24
【スーダン、イスラエルが国交正常化に合意】

スーダンがイスラエルと国交正常化という大きなニュース。

スーダンがアラブの国と表現されていて軽く驚き。確かに見た感じはアラブですね。

先日はテロ支援国家リストから外れて変わっていくのでしょうが、国内では経済苦からの抗議運動で死者も出てたり、
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・アメリカ仲介のもと、スーダンはイスラエルとの関係正常化を決断
 金曜にホワイトハウスが発表したもの
 
・イスラエルのネタニヤフ首相は「ものすごい転換」だと表現
 「今日ハルツームはイスラエルとの平和にYesと言い、イスラエルを認め、正常化することにYesと言った」
  とヘブライ語で声明発表した
  
・スーダンは、UAE、バーレンに次ぐ、イスラエルと国交正常化した3つ目のアラブ国
  ネタニヤフ首相は今年初めにウガンダでスーダンのAbdel Fattah al-Burhan将軍と会談していた
  
・1967年の「6日間戦争」(第三次中東戦争)でイスラエルは東イスラエルの西岸、ガザを接収し、
多くのアラブリーダーはスーダンで会談し、ハルツームのハルツーム決議(three no's)を採択
 ->イスラエルとは平和なし、承認しない、ユダヤの国とは交渉しないというもの

Sudan, Israel agree to normalize ties
https://www.africanews.com/2020/10/23/sudan-israel-agree-to-normalize-ties/

国内の抗議運動のニュースはちら
Sudan protests against dire living conditions turn deadly
https://www.africanews.com/2020/10/22/sudan-protests-against-dire-living-conditions-turn-deadly/

#アフリカ 683 2020/10/25
【トランプ大統領のコメントにエチオピアは非難】

エチオピアダム紛争を巡りトランプ大統領が「解決させないとエジプトが爆破しちゃうよ」と適当発言した話。
スーダンとイスラエルの国交正常化を決めた電話でこんな発言もしてたそうで、
めちゃくちゃぶりがプラスに働いたりマイナスに働いたりしますね
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・金曜米国トランプ大統領はエジプト、スーダンと膠着状態が続くエチオピアダムを巡り
 「このまま解決しなければエジプトがダムを爆破するだろう」
 ->土曜、エチオピアのアビー首相はトランプについては明言しなかったが
  「不条理な条件でにエチオピアを陥れるけんか腰の脅しがある」と声明を発表
  「非生産的で、国際法を破るものだ。エチオピアはいかなる脅しにも屈しないし、
  植民地時代の条約に基づく権利も認めない」

・エチオピア外相は米国大使を呼び出してトランプ発言の意図を確認

・金曜にトランプ大統領はスーダンのハムドック首相と電話会議
  ダム問題の解決を求めて、この発言に
  スーダン、イスラエルの国交正常化はこの電話会議から

・トランプは今年、ダム紛争が解決しなければエチオピアへの大型支援を停止すると発言
  ->エチオピアでは偏った見方だとしてダム交渉から離脱
 
・エジプトは以前より外交的な解決を求めている
が国民の利益を守るためには「いかなる手段も取る」
  
・エチオピアはアフリカ連合AUが交渉を引き継いでから進展があったと述べる

・この数年間、ダムの貯水、運営を巡りエチオピア、スーダン、エジプトでは膠着状態が続く

・エチオピアはダムの水力発電で国民の貧困を掬いたい
・エジプトはナイル川に飲料水の9割を依存しており、川が枯れると死活問題
・スーダンはダムにより安い電力供給と洪水が減るという利点があるが、
  下流のダムへの影響を懸念
 ->エジプト、スーダンは水量を保証する法的義務のある取り決めを要求
 
・アナリスト「トランプは現実を分かっていない」「虚栄心だ」

Ethiopia slams ‘belligerent threats’ after Trump dam comments
https://www.aljazeera.com/news/2020/10/24/ethiopia-slams-belligerent-threats-after-trump-dam-comments

#アフリカ 684 2020/10/26
【ナイジェリアでビジネス再開 騒乱と外出禁止令の後】

ナイジェリアの #EndSARS 運動は市民と警官、兵士に60名前後の死者が出ているようです。

若者人口の大きな国で「若者も主張が必要だ」と言ってますが、ブハリ大統領は77歳ですし、アフリカは(大きく括りすぎですが)、基本的に縦社会なんでしょうね。こうやって少しずつ変わって
行きますかね
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・先週火曜、兵士らが抗議活動に発砲
  ->若者らがラゴスで国歌を歌っていた
  ->12人死亡
  
・ブハリ大統領は発砲での死亡には触れず、国家の治安を脅かしていると市民に警告
・土曜、英国やアメリカ、南アでも現地のナイジェリア人による抗議デモ

・政府は暴徒が車や商店を燃やす便乗行為を非難
 ・市民51名、警官11名、兵士7名が死亡
 
・アメリカのBlack Lives Matterに共感、警官の発砲に対しては国際的非難が起きた

・24時間の外出禁止令は土曜に解除、再開する商店と被害をまだ確認している店も
・土曜、若者らは騒動の後の片付けをした

・「我々若者にはまだ言うべきことがあるし、私たちだってシステムの一部、政府の一部なんです」

Businesses open as Nigeria relaxes curfew after days of unrest
https://www.africanews.com/2020/10/25/businesses-open-as-nigeria-relaxes-curfew-after-days-of-unrest/

#アフリカ 685 2020/10/27
【フランスのマクロン大統領の発言をめぐりトリポリで抗議】

授業でイスラム教の風刺画を使ったフランスの教師が斬首され、マクロン大統領がイスラム教を非難。
それに対するイスラムの抗議運動が高まり、トルコのエルドラン大統領は「マクロンはメンタルチェックを受けろ」と言ったり、なんかすごいことになってますね。
フランス製品の不買運動も起きてるみたいですが、リビアでも国旗を燃やしたりしてるよう。
言論の自由とヘイトスピーチ、難しい世の中ですね
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・フランスのマクロン大統領のイスラム教徒への発言を巡り、ムスリム世界で反発が強まっている
 -> リビアの首都トリポリでもフランス国旗やマクロンの写真を燃やす抗議運動

・マクロン大統領は「フランスは預言者ムハンマドの風刺画に負けない」と発言
 ->今月フランスで、言論の自由の授業でムハンマドの風刺画を見せた教師がその後斬首された事件を受けてのもの

・トルコのエルドラン大統領はマクロンは「メンタルチェックを受けるべき」と発言
  「マクロンは異なる信仰もつ何百万もの人を特定の方法で扱っている」
  ->フランスはこの発言に抗議してトルコ大使を引き揚げ

・トルコとフランスは、ギリシャートルコ間の海洋紛争からアルメニアーアゼルバイジャン紛争まで
 地政学的紛争を巡り緊張が高まっていた
 
・EUのトップはトルコの発言を非難「トルコはこの危険な対立のスパイラルを止めるべき」
・フランス当局は木曜、斬首事件の企図で7人を起訴

Protest in Tripoli against Macron over remarks on 'free speech'
https://www.africanews.com/2020/10/26/protests-intensify-against-macron-over-remarks-on-free-speech/

このアフリカニュース投稿について。
だいたい毎日、英語のアフリカニュース複数サイトから気になるニュースを1つ選んで
自分で日本語で要約して投稿してます。

ニュース鮮度は良いかと思いますが、翻訳間違いや内容間違いを含んでいる可能性があります。
主に自分のアフリカ情報収集と英語訓練目的で、多少皆さんのアフリカ情報のお役に立てればと思っております。
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