Blue Baobab Africa ブルー バオバブ アフリカ

東京タワー前、路地裏に隠れてるカフェ。 異国の空間でコーヒーの香りと共に 少しの時間ホッとしませんか。アフリカとメンタルヘルスなど。

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2020年11月1週のアフリカニュース:アデル炎上、イスラエルのスーダン人、欧米セレブの援助、象ベビーブーム、マクロンとムスリム、ニジェール誘拐奪還、イエメンの砂漠のマンハッタン

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2020/10/28-11/3に取り上げたアフリカ最新ニュースです。
Twitter(@BlueBaobabBar)や
Facebook(https://www.facebook.com/cafebarbluebaobab/)でアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。

今週は炎上系では
英国歌手アデルがステレオタイプなコントで炎上した話、
フランスのマクロン大統領が風刺画を巡ってイスラム界と対立している話、
白人欧米人のアフリカでの慈善活動が炎上しがちなのでもう起用しないという話など。

東アフリカは洪水で大変でしたが、反面そのお陰で象のベビーブームがやってきたというケニアの話、
ニジェールで誘拐された米国人をアメリカ特殊部隊が救出した話、
非常に美しいイエメンの泥煉瓦の高層ビル「砂漠のマンハッタン」が補修が必要という話、
国交正常化のイスラエルとスーダンで、在イスラエルのスーダン人の懸念があるという話など。

ニジェールの救出と国交正常化は米国トランプ大統領が絡んでますが、現在アメリカ大統領選の集計中。どうなりますかね。共和党になるのか民主党になるのかでアメリカとアフリカの関係も影響を受けそうですよね。

#アフリカ 686 2020/10/28
【歌手アデルのコントでアフリカ旅行業界が反発】

白人女性が黒人男性を買いにアフリカへ行くという買春ツアーのコントが批判を浴びてる話。
英国歌手アデルが出演(え?w)。

いろんなポイントが詰まってますが、今の時代にステレオタイプでやるのは厳しいですね。
イギリスのお笑いはこういう感じなんでしょうか。

女性の買春ツアーというのは善悪は別として、それでコントが出来てしまうというのは女性の立場が強いのかなという気も

インスタに動画あり
https://www.instagram.com/p/CGyEChcl5t_/

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・英国の人気歌手アデルがコメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演
  アフリカを買春ツアー先として描いたコントで批判を浴びている
 
・コントではアデル他白人女性が離婚後にアフリカツアーに行くのを勧めている
  背景は半裸の黒人男性が白人女性をエスコートしているビーチ
  
・コントの性的な風刺はSNSで賛否
  ステレオタイプだ、黒人フェチだなど
  ナイジェリアでは#EndSARS 運動で警官の横暴と戦い不安定な情勢になっているが
  そういった地域をもバカにするものだとの批判

・アデルは8月にもバントゥノットヘアでジャマイカ国旗のビキニを着て、文化の盗用だと批判を浴びた

Adele's SNL Skit on African Tourism Sparks Backlash
https://allafrica.com/stories/202010270272.html

#アフリカ 687 2020/10/29
【イスラエルのスーダン人避難民 国交正常化後の送還を懸念】

スーダンとイスラエル間で国交正常化するのは良いことかと思いきや、不安な人達がいるという話。

スーダンから逃げてきた不法滞在の在イスラエルのスーダン人。イスラエルで育ち、いまスーダンに帰っても恐怖しかないと。
スーダン政権が不法移民を送還できるようになってしまうというのも懸念と。
難しいですね。。
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・金曜、スーダンはイスラエルと国交正常化 
  UAEとバーレーンに続く今年3か国目のアラブ国

・発表以来、イスラエルのスーダン人は祖国送還を恐れている
  イスラエルには約6000人のスーダン人、ほとんどが亡命希望者
  
・2011年に南スーダンがスーダンから独立した際、多くの人は留まるか帰国するかの選択を迫られた

・違法入国のスーダン人もいる
  イスラエルの市民権は無く、労働許可もない

・Salehさんは9歳の時に戦争から逃れて家族とイスラエルへ。イスラエルに住んで13年
 「この国から追い出されたら、確実に危険な目に合う」

・アルバシール政権時の2003年の内戦では3万人が死亡、250万人が避難

・31歳のMoninさん「国交がないからここにいる訳でなく、スーダンでは殺戮と民族浄化を経験してきたからだ」

・2019年にバシール政権から引き継いだ暫定政権は今月初めに抵抗勢力連盟と画期的な平和協定を結んだ
  しかし抵抗勢力は他にもいる。バシールの影響下にある人達もいまだ政権にいる

・イスラエルのスーダン人
  スーダン人避難民コミュニティでスーダン料理を提供する売店、レストランを経営する人、
  大学で公共政策の修士号を取ったばかりのおしゃれな26歳の若者など
  ->子供のころに避難してきた
  「軍隊は父と叔父を殺した。彼らは村からすべてを奪った」
  「選択肢は二つ。ダルフールに戻って抵抗勢力と戦うか、難民キャンプに残って普通の生活を送るかだ」
 
・「イスラエル政府には我々を2国間の架け橋だと認めてほしい」「ここは第二の故郷で、ヘブライ語が一番喋れるんだ」
・「政府は不法滞在者を送り返せると考えるだろう」

・両国は正常化への打ち合わせの中で、移民問題も1つの課題になると認識

Sudanese in Israel fear being returned after normalisation
https://www.africanews.com/2020/10/28/sudanese-in-israel-fear-being-returned-after-normalisation/

#アフリカ 688 2020/10/30
【白人救済者への非難が高まり、アフリカでの欧米セレブの起用を停止】

チャリティのために白人セレブがアフリカで児童と交流してステレオタイプだと炎上、というこの英国団体の話は以前も読んだ気がしますが、
Black Lives Matterの流れもあって、もう白人セレブをアフリカに送り込むことはしないと発表したそう。
良かれと思ってやっている無意識のバイアスですが、声を上げることで変わっていくんでしょうか
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・イギリスの慈善団体Comic Reliefは芸能人を資金集めのためにアフリカに送り込むのを止めると発表
 ->歌手のエド・シーランが「白人救済者」ぶっているとの批判を受けてのこと
 
・2017年、リベリアのストリートチルドレンの動画で「貧困ツーリズム」だと批判を受けていた
  動画ではシーラン氏がストリートチルドレンに宿泊代をあげた
  
・「アフリカの人々は我々にストーリーを語りたくはなく、よりプラットフォームでありパートナーシップを求めている」 「社会は進化するし、我々も変わらないといけない」

・Black Lives Matter運動を受けて英国メディアでも民族的多様性と無意識のバイアスについて疑問が高まっている

・同慈善団体はセレブの露出で14億ポンドの資金を集めている
 ->時代遅れの貧しい子供の映像を利用していると非難
 ->昨年はタレントが東アフリカを訪れ、ウガンダ児童を抱っこしている写真
  ->ガイアナ共和国系黒人野党政治家が批判
 「哀れなアフリカ人の子供が白人の援助に頼るというネガティブなステレオタイプを強化するものだ。
  等しく尊敬されるべきものになっていない」
  
・欧米のセレブではなく、アフリカの人材を使いだしている
 「ブラックやブラウンの映像監督が彼ら自身のアフリカの物語を伝えるプラットフォームをもつ時が来た」

Comic Relief stops sending celebs to Africa after white saviour furore
https://news.trust.org/item/20201028151930-z7ggh/

#アフリカ 689 2020/10/31
【ケニアの国立公園で象のベビーブーム】

ケニアで象の赤ちゃんが沢山生まれているよう!
コロナで人が減ったからかと思いましたが、
そうではなくヘビーな雨季で草が多かったのが効いたそう。
コロナの影響としては中国人が減って象牙取引が減ったのと、マイナス面としては旅行業ダメージを受けている地元民が食用にしてるそう。
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・ケニアのキリマンジャロ側のAmboseli国立公園で象のベビーブーム
  記録的な数が生まれている

・2018年から状況は改善していたが、2020年は205頭の象の赤ちゃん
  12月は通常最も生まれる月なので、まだ増えそう
  
・この2年は雨季の豪雨で象の繁殖にプラス、沢山の草が生えた
  通常10月のこの時期は乾季の終わりで草がなくなるが、今年はまだ沢山草がある 

・コロナの影響
  渡航制限で中国人が減り、象牙取引が減った
  
  他方、食料のために違法に象を捕まえる地元民は増えた。旅行業での収入がなくなって

Kenyan National Park Sees a Record-Breaking Elephant “Baby Boom”
https://www.africanews.com/2020/10/30/kenyan-national-park-sees-a-record-breaking-elephant-baby-boom/

#アフリカ 690 2020/11/1
【マクロンとムスリム】

落としどころが分からない問題ですが
フランスのマクロン大統領に対してイスラム教世界の反発が高まっている話。
関連して襲撃事件が起きたり、フランス不買運動があったり。
マクロンの言うことも分かる気はするし、イスラム的に許しがたいのも分かる気はするし、共生は難しいんでしょうかね。。
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・フランスのマクロン大統領「ムハンマドの風刺画でショックを受けたムスリムの気持ちは分かる」
 しかし「イスラム教過激派は人々にとって脅威だ」
 アルジャジーラの独占テレビインタビューにて

・フランス政府とムスリム界の緊張が高まっている
  ムスリムにとって冒涜である風刺画を巡って
  
・「フランスで発言の自由を守らなければならない」
 「私がこの風刺画を支持しているとの誤解が反発につながった」
・「イスラム教は世界中で危機にある」と述べてムスリムからの反発が強まっていたが
 フランスの共和制価値観と両立するように「イスラム教の改革」計画を発表している

・マクロンの発言ではパキスタン、バングラデシュ、パレスチナなど世界中のムスリム界で怒りを呼び
 反フランス運動が起きており、フランス製品のボイコット運動に
 
・イスラム教と言論の自由の問題

・預言者はムスリムに深く尊敬されており、いかなる描写も禁止されている
 問題の風刺画はイスラム教とテロを結び付けている
 
・「テロ被害者の8割はムスリムで、ムスリム自身にとっても問題でもある」

・木曜はニースでチュニジア人の男が教会で3人を殺害
 同日にサウジではフランス領事館でガードマンが刺された
 ->多くのムスリム国は哀悼の意を示し、暴力行為は非難して団結すると表明
 
・土曜にはリヨンのギリシャ正教会で襲撃事件発生

Macron says he understands Muslims’ shock over prophet cartoons
https://www.aljazeera.com/news/2020/10/31/frances-macron-cartoons-came-from-free-and-independent-news

#アフリカ 691 2020/11/2
【ニジェールで誘拐されたアメリカ人を救出】

ニジェールで現地在住アメリカ人が誘拐され、アメリカの特殊部隊がサクッと救出した話。
負傷者ゼロで救出したそうで(アメリカ側がかな?)、トランプ大統領も誇らしげにスピーチしてましたが、アメリカ特殊部隊ってすっごい強そうですよね。
日本人が誘拐されたら日本の特殊部隊がサッと救ってくれることってあるんでしょうか。
こんなこと出来るのはアメリカくらい?
そんなところに感心しました
動画冒頭のヤギが可愛いです
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・火曜早朝にニジェールの自宅農場で誘拐されたアメリカ人Walton氏が救出された
  父親への身代金目的での誘拐
・金曜夜、アメリカ合同特別部隊が国境を超えて救出
・米国トランプ大統領「負傷者ゼロで、若きアメリカ市民を取り戻した」
・ニジェールではアルカイダ系やイスラム国系過激派による襲撃が増加
・2か月前にもこの地域ではイスラム国系の襲撃で6人の援助関係者と2名のガイドが死亡
・今回の誘拐はテロとの関連は明らかになっていない。
  身代金目的と思われるが、被害者がテロ組織に渡され長期化することを米国政府は懸念していた

American Citizen Kidnapped in Niger Rescued in Northern Nigeria- US
https://www.africanews.com/2020/11/01/american-citizen-kidnapped-in-niger-rescued-in-northern-nigeria-us/

#アフリカ 692 2020/11/3
【イエメンの「砂漠のマンハッタン」崩壊の危機】

イエメンの泥煉瓦の高層ビル群が修理が必要という話なんですが、砂漠にこんな素敵なビル群があるなんて見てみたい。。

wikiによると、もともと洪水と敵対策で作っていて何度も再建してるとのことなので、日本の木造建築みたいなものですかね。500棟以上あるとか、行ってみたい。

Seiyun Palaceの写真を検索したらタイポで西友の写真が沢山出てきました。それじゃないw
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・イエメンの古代都市シバームShibam 
 1982年にユネスコの世界遺産、2015年には危機にある世界遺産リスト入り

・16世紀に造られた日干し煉瓦の7階建てのビル  

・かつては南部アラビアへ向かうラクダ隊の休憩地

・泥煉瓦の建物は修復が必要
 ・少なくとも4棟は完全に崩壊、15棟は洪水によるダメージ

・2014年からの内戦でイエメン経済は崩壊
  イランサイドのHuthiフーシ組織(首都を制圧)とサウジ系政府同盟軍の闘い

・ユネスコの協力で40棟の補修が進んでいる 費用は19万ドル
  寄付も受け付けており、サウジのビジネスマンは5万ドルを寄付
  EUからの資金もあるが動きは遅い
  「現地に充分なスキルのある人間がいないので進行が遅い」
  
・シバームから20キロの世界最大の泥煉瓦ビルSeiyun Palace サユーンパレスも豪雨等で崩壊の危機

Yemen's ancient 'Manhattan of the Desert' risks collapse
https://www.africanews.com/2020/11/02/yemen-s-ancient-manhattan-of-the-desert-risks-collapse/

このアフリカニュース投稿について。
だいたい毎日、英語のアフリカニュース複数サイトから気になるニュースを1つ選んで
自分で日本語で要約して投稿してます。

ニュース鮮度は良いかと思いますが、翻訳間違いや内容間違いを含んでいる可能性があります。
主に自分のアフリカ情報収集と英語訓練目的で、多少皆さんのアフリカ情報のお役に立てればと思っております。
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