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見事な詭弁:航空機強制着陸のベラルーシ国営通信を読む【最新英語ニュース】【勉強会レポート】

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世界各地の英語ニュースを読んでみようというコンセプトで、だいたい毎週どこかの英語ニュースを読むイベントを開催しています。
今週は2021年5月26日水曜開催、ベラルーシのニュースサイトを読んでみました。

ベラルーシは抗議運動を昨年9月に読みましたが、今回は航空機強制着陸事件です。

サイトはこちらを
The Belarusian Telegraph Agency (BelTA)
https://eng.belta.by/

Aboutページによると100年ほど前に出来たニュースエージェンシーで「became the official news agency of the sovereign Republic of Belarus」とありましたので国営報道局のようです。記事を読むとそれが非常によくわかりました。

こちらは息抜きにベラルーシの観光情報的なもの。素敵な建築物や食べ物などあります
https://www.belarus.by/en/

日本ではあまり見かけないニュースですが、BBCではこの数日大きく取り上げていてEUの制裁になるようです。
日本の外務省も談話を出していました。西側諸国と同じ方向性かなと思います。
「ベラルーシにおける民間航空機の強制着陸及び反体制派記者の拘束について(外務報道官談話)」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page6_000562_00001.html

気になった単語など

Lukashenko comments on Athens-Vilnius flight incident
https://eng.belta.by/president/view/lukashenko-comments-on-athens-vilnius-flight-incident-140233-2021/

立て板に水のような、迷いのない「私は正当なことをしたまでだ」というルカシェンコ大統領のスピーチです。

Athens アテネ(ギリシャの首都)
Vilnius ビリニュス(リトアニアの首都で最大の都市)

MINSK ミンスク(ベラルーシの首都)
Ryanair ライアンエアー アイルランドの格安航空会社

MP Member of Parliament (英国などの)下院議員
representative 代表者、代議士、下院議員
government body 政府機関

spate 大水、多発、続発
Lithuania リトアニア
adequately 適切に、十分に

simultaneously 同時に
 cf.同時通訳 simultaneous interpreter

communicate 伝達する、伝える
in accordance with に従って
airspace 領空、空域
Chernobyl チェルノブイリ(ウクライナ共和国)
given a. 定められた、しがちで、を仮定すれば

rhetorical 修辞学の、美辞麗句の、誇張した

fighter jet 戦闘機
scramble 【空軍】(戦闘機が)(敵機迎撃のため)緊急発進する,スクランブルをかける、
 はって進む、奪い合う、ごちゃまぜにする、かき集める
according to によれば、に従って
nuclear plant 原子力発電所
people 人々、国民
steer away from ~を…からそらす
steer 操縦する、向ける

(当日はここまでの記事だったと思うのですが、いま見てみるとこの後にも文章が付け加えられているようでした。発言をリアルタイムでニュース化してたのでしょうか)

Lukashenko: Belarus' ill-wishers move from riot methods to strangling tactics
https://eng.belta.by/president/view/lukashenko-belarus-ill-wishers-proceeded-from-organizing-riots-to-strangling-140229-2021/

こちらもルカシェンコ大統領の談話で反対勢力が如何に酷い人たちで、それを抑えつけないと大変なことになってしまうという主張です。また、ロシアの盾になっているベラルーシ、とロシアに媚びを売っているという見方も出来るという意見が出ました。確かに。

ill-wisher 他人の不幸を願う者
strangle 絞め殺す、握りつぶす、抑える
strangling tactics 絞め殺し作戦?

outline 概説する、輪郭を描く
development n.進展、開発、新事実、展開 ※ 名詞であり、形容詞の説明はないのですがここでは形容詞的に使われているように思います
prospect 見通し
TNT TNT爆弾。トリニトロトルエン(trinitrotoluene、略称TNT)は、トルエンのフェニル基の水素のうち3つをニトロ基 (-NO2) で置換した化学物質
※ ちなみにネットスラングではTNT:till next time また今度ね(チャットを終了するときに)だそうです。知りませんでした

‘mankurts' 以下のページがありましたが、あちらの文化圏での軽蔑的なニックネームのようです。小説の登場人物名のよう
https://ja.erch2014.com/iskusstvo/56569-mankurt-eto-kto-legenda-o-mankurte.html

それでもやはり"“They cannot forgive us either TNT or the ‘mankurts'"の文意は分かりませんね。なぜ「彼ら(反対勢力)がルカシェンコ大統領側を許さない」のでしょうか。逆なら分かるんですが。。

testimony 証言
apprehend 逮捕する、理解する
testing site テストサイト、試験場
East プーチンのロシア、中国のことと思われる。West(西側諸国)に対してのEast
Telegram 無料メッセージングアプリ。世界的にはLineより利用者数が多い。ロシア人技術者が開発

感想など

皆さんの感想です。

- トランプ対バイデンから始まり、パイプラインのハッキング、ハマス、コロナも?すべてつながっていて、
その中でも「ハイジャックを忘れるな」ということだと思う
- ルカシェンコ大統領の正当化理論だった
 
- どのニュースもその国その国の背景が分からないと難しいと感じる。
去年ベラルーシの大規模反対運動について読んでいたので流れがわかる。
反対派を逮捕できるほど状況が変わっているということ
 
- 何が本当なのかよく分からないということが良く分かった
 
- イスラエルの記事を読んだ際は「遠い国」という感想が印象に残っている。今回もそう
- ベラルーシについては境界線変わったり、独立しても不安定、と見えており、ある程度調べて今回に臨んだがそれでもピンと来ない部分がある
- ロシアの立ち位置も戦略的、ルカシェンコも独裁。もう少し勉強しないと分からない気がする
- 今回の事件についてはあれはないよと思う
  
- 最初、反体制派ジャーナリストのためにそこまでやるのか、と思っていた
外務大臣の発言などを読んで思ったのは政治的な深謀遠慮が隠されているということ
来月だかにプーチンとバイデンがジュネーブで会談予定。両国の関係改善が見えている状況
->ルカシェンコは改善を望んでいない
->そのための挑発か。三国志でいうと離間計(りかんのけい)か(両側からのメリットを狙う)
バイデン政権になってから試されている。中東もそう

- 空域について:小国なら回避できるが、大きなロシアの場合はアジアと欧州の間になるので飛行ルートとして重要
冷戦時代は民間機は通れなかった。アラスカのアンカレッジ経由のルートなど
->冷戦後は許可制だが、特にLCCの許可は得にくい。もし許可出たらより安く早くなるのだが

- 独裁者の国すごいレトリック、詭弁のいい例だった
- 9月の暴動時にベラルーシのオンライン英語先生(女性)によると「早くルカシェンコ大統領に辞めて欲しいとみんな思ってる」「ベラルーシにはもっと良いところがたくさんある。他のところも見てほしい」

- 今回捕まったのは20代の人。ロシア人の彼女とも2人で捕まっている
- ベラルーシ語はスラブ系言語。ポーランド語とほぼ同じとか
- ウクライナのチェルノブイリに触れていたが、風でベラルーシに飛んでくる。チェルノブイリよりも被害があったとか

- 国営通信なので北朝鮮と同じ印象。国民が出てこない、指導者だけ
- ミグまで飛ばして停めるというのはいいのか悪いのか
コロナ対策で各国が手が回らないのでは。ミャンマー、イスラエルの問題も
 
- 捕まったジャーナリストはネットサイトの主催者。ネットを抑えたいという目的か
 
- 大統領の陰謀だと思う
民主化指数というものがあり、世界の指数はどんどん悪化しているとか
- 反対派が議員になれないよう法改正とか、どこもやることはパターンが似てる
アメリカ ->ソ連 ->中国とやり方を真似している
- 実は中国から教わってるのでは? ロシアが裏にいそうだが実は中国とか
遠い国だが隣の国でも起こりえる話
  
- よく知らないエリア
旧ソ連、東側 ワルシャワ条約機構
ベラルーシはロシアと近そう。ウクライナ、クリミアはどうだろうか
本当に地政学
- ロシアも反対派を捕まえる。今はニュースになるが昔はたくさん殺されてたのかも
 
- 独裁に抵抗するとは勇気がある。すごいリーダーになるのかもしれないという賞賛の気持ち。自分たちは平和ボケだと感じる

次回は

次回は2021/6/2 水曜19時半です。読むサイトは前日には決める予定です。
聴いてるだけ、日本語の部分だけ参加、などなど自由ですので皆さまお待ちしております!

イベント詳細・お申込みはこちらからどうぞ

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Wednesday, Jun 2, 2021, 7:30 PM

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1 language lover Attending

Try to translate world English news into Japanese, and talk about it! 毎回、世界どこかの英語の記事を読みます。 読むサイトは前日にはコメント欄にアップします。予習は不要です。 ※ 初めての方は聞くだけ参加や、途中から気が向いたら発言なども歓迎です ※ 政治的な議論や強い主張は目的としていません 【前回のレポート】 5/26 5/19 複雑で変わらない?イスラエル-パレスティナ-ハマス問題を読む https://tomosu-lab.com/israel-hamas/ 5/12 新しい危機?米国パイプラインへのサイバー攻撃を読む https://tomosu-lab.com/pipeline-cyberattack/ 5/...

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このページはイベントレポート兼、勉強会メモです。参加された皆さんの発言などをまとめて編集しています。
単語の確認は主にhttps://ejje.weblio.jp/サイトを利用しています。
ご意見、ご感想、ご指摘等も頂けますとありがたいです。

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