トランプ敗北が好機?国内融和に向かうベネズエラ:VenezuelaAnalysisを読む【最新英語ニュース】【勉強会レポート】

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世界各地の英語ニュースを読んでみようというコンセプトで、だいたい毎週どこかの英語ニュースを読むイベントを開催しています。
今週は2020年12月16日水曜開催、ベネズエラの英語ニュースサイトを読んでみました。
各地域から満遍なく読んでみたいと思っていまして、
今回は南米大陸、ベネズエラです!
南米の中でも特に色々動きがあると小耳に挟んだベネズエラ。
英語メディアの選択肢は少ないようで、このサイトしか見つかりませんでした。
Venezuela Analysis
https://venezuelanalysis.com/

そしてtwitterで指摘を頂きまして、
・ベネズエラを知るのにそのメディアは良くない、偏りすぎてるメディア
・が、ベネズエラの大手新聞社の英語記事はなくなってる->検閲の結果か?
・ここから見た方が良さそう
https://en.wikipedia.org/wiki/Censorship_in_Venezuela
・現地の情報を英語で伝えるメディアカラカスクロニクル:ベネズエラに興味があるなら見て損はないメディア、内容が深い記事が多い
https://caracaschronicles.com
とのことだったのですが、偏っているという前提で読んでみました。
(それにしてもネット社会って思わぬ情報を教えてもらえたりしてスゴイ、と今更ながら感心したり)
ちなみにベネズエラについてのbasic factsのページもありました。読んでみるとよさそう(読んでないw)
https://venezuelanalysis.com/basicfacts

トランプ敗北を捉え、大統領と中道派が協力へ。制裁解除目指す

読んだのはこちらの記事。
私はベネズエラについての予備知識がゼロだったので、ここ最近の政治の流れが分かる面白い記事でした。
(しかし長い記事で、途中までで終わりました。。)
Venezuela: Socialist Election Win Masks Deeper Problems
https://venezuelanalysis.com/analysis/15078
「社会主義選挙の勝利で深い問題は覆い隠される」

内容は
・2015年の国会選挙:野党勝利
-> しかしNicolas Maduroニコラス・マドゥロ大統領退陣せず
-> 野党の過激派が狼藉の限りをつくす
-> 2020年12月の国会選挙:野党がボイコット。与党が議席占め、来年1月から新国会
-> マドゥロ大統領と野党中道派は協力していく姿勢
  米国トランプ大統領が敗北+過激派も限界(国民が疲弊)
  ->経済制裁を解くチャンス
読んだのはここまで。記事後半は読んでいませんw
タイトルにあった「隠される深い問題」が何なのかは分からないままです。

気になった単語など

legislative 立法の、立法府の
Green Left 環境系のNPO
takes stock of 吟味する、評価する
right-wing 右派、右翼(保守系)
 ここでは社会主義の右派。前の大統領チャベス氏(2013年死去)は左翼(急進派)
Address 演説する、講演する
call on 要求する、訪問する
make use of 利用する
defeat 敗北
its extremist path このitsはopposition。過激な道
cripple 不具にする、ぶち壊す、無力にする
international financial markets 国際金融市場
financial punishment 金融的な罰
scare off 勇気を失わせる
the lives (国民の)生活
 ※ weblioの辞書にはlifeに名詞の定義はなし。よく見かけますが新しい使い方なんでしょうか
Take up 手に取る、持っていく、吸収する、応じる
inauguration 正式開始、就任、発会
reconciliation 和解、調停
immoral 不道徳
unjust 不公平な、不当な
attend 参加する、付き添う、伴う、精を出す
concessions 譲歩、容認
hard-line 強硬路線
avenue 大通り、手段、道
depose 退ける
warfare 戦争、戦い
paramilitary 準軍事的な
incursion 侵入、 襲撃
demoralisation やる気の低下
moderate sections 中道派
 moderate 穏健な、適度の
ultimately 最終的な
convergence 収束、収斂
inflict 負わせる、与える
adroit 巧みな
centrist 中道政党の
insurgent 暴動を起こす
emergence 出現
bloc 塊
explicitly 明確に
tacitly 暗黙のうちに
legitimacy 正当性、合法性
pave the way 足場を固める、道を開く
devoid 欠けて、無くて
internecine 殺し合い
engulfed 圧倒する、吸い込む

感想など

今回も非常に面白かったです。
英文自体はそれほど難しくなかったのですが、誰かが語った文章が非常に複雑で難しかったです。スペイン語は一文が長いのでしょうか。それをそのまま英語にするとややこしいのかも。
皆さんの感想です。
・南米はアメリカの庭、搾取されてきた
 ・シェールオイルの米国 vs 中国、ロシアの代理戦争、イラン問題と同じ
 ・アメリカに経済封鎖、海外資産凍結され、ベネズエラは石油を欧米に売れない。他に産業もないので困るしかない
  
・南米は遠い。でも魅力も感じる
 ・音楽、ボサノバ、ラテンなど、自分とは違う部分に魅力
 ・住んでる人は大変だろう
 ・ペルーの人から「国民がベネズエラから逃げ出してて大変」と聞いたばかり
  (ペルーも大変なはず)
  
・普段は気にしていない国、ベネズエラ
 ・コロナどころではない怖いものがある国
 ・比べて日本は幸せな国
・アメリカの選挙システムの不正で話題の「ドミニオン・ヴォーティング・システムズ」
 ->それを初めて使ったのがベネズエラのチャベス
 ->選挙不正の問題で西側 対 共産諸国 がフォーカスされていたので、ベネズエラはタイムリーな話題だった
  
・南米から日本に来るお客さんは基本的に超お金持ち、みなさん英語を話す
・トップページには難民船事故の記事も
  カリブの島やアメリカ、隣国コロンビアに違法に移民していく
・平和な日本をどうやって守っていくのか。みんなで意識を持たないと
・数年前にベネズエラ人の知り合いが帰国するというのでお祝いを述べたが、こんな状況は知らなかった
・インフレがすごい、住めないような国
・オンライン英会話でベネズエラの先生が何人かいる
 ->南米はスペイン語、ポルトガル語以外にもオランダ語、英語も
・コロンビアとベネズエラは仲悪い
 ->移民が入ってくるのが嫌なのか
->隣国コロンビアは親米政権国、反米のベネズエラとは水と油。
 一方でコロンビアはベネズエラ難民の最大受け入れ国、百万人以上受け入れ。南北朝鮮に似た構図。
・南米はどこも大変 
  領土戦争、先住民、人種の融合 知りたいポイント色々
  
・例えばブラジル:飛行機の国営企業エンブラエル
  アマゾンのイメージだけではない
・例えばペルー:乾燥していてカラカラだった

次回は

次回も同じく水曜19時半からです。
読むサイトは週明けに決めます。
聴いてるだけ、日本語の部分だけ参加、などなど自由ですので皆さまお待ちしております!
イベント詳細・お申込みはこちらからどうぞ
https://www.meetup.com/Language-Exchange-%E8%A8%80%E8%AA%9E%E4%BA%A4%E6%8F%9B-with-%E8%8B%B1%E8%AA%9E-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E-Meetup-%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E7%94%BA/events/mwlkcsybcqbfc/
ご不明点や不安な点などありましたらお問い合わせくださいませ。

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単語の確認は主にhttps://ejje.weblio.jp/サイトを利用しています。
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