★セネガル旅行:一般家庭編 Trip to Senegal!その4★普通の家の様子

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今回の旅行では一般家庭にステイさせてもらい、セネガルの普通の家庭を味わってきました。それも、ローカル都市での大家族と、首都ダカールのマンション住まい核家族の2家庭にお邪魔しました。当然ながら、日本と異なる面が沢山あって面白かった!
まずは、首都ダカールから車で20分ほどのピキネPIKINEというローカル都市。大都市でも田舎でもなく、という街。

地図で言うとこの辺。首都ダカールのすぐ。
ちなみに、今更ながらセネガルはどこかというと、西アフリカのこの辺。

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お世話になったPikineの家。大きな木が有る中庭を中心に居間といくつかの部屋、台所、トイレ、シャワー室が並びます。それぞれの部屋には鍵が付いていて、大家族でもプライバシーは守るという感じ。セキュリティの問題かな?
写真右手部分は内廊下。他の家もそうだけど、雨とか台風が来たら大丈夫かしら?という形が多い。壁やドアに直接通気口が開いていたり。私が滞在したのは乾季で雨は降らなかったけど、雨季でも暴風雨みたいなのは無いのかしら。
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内廊下からの中庭。日差しは厳しいけど風は涼しく快適なので、よく内廊下のソファーや木の下に座ってボーっとしてました。PCの都合でネットにつなげず、仕事も出来ないしヒマなので、キッズと遊ぶかボーっとするか。のんびりそんな生活も悪くないよなーと思える国。
 
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私が貸してもらった部屋。蚊はいるけど、蚊帳があるので寝てる間は平気。トイレ・シャワー室付き。右上にちらっと見えているのは扇風機。風は涼しく朝晩は肌寒いくらいなので使わなかった。
トイレはペーパーがなく、便器横に小さい蛇口と桶が置いてあるのだけれど使い方が分からず、持参したトイレットペーパーで過ごした。現地式にもトライしたかったけど、いかんせん、ファミリーと言葉はあまり通じなかったので、曖昧な理解で挑戦して大惨事になっても困るのでペーパーに日和りました。。
ちなみに、ダカールのマーケットなどでは英語出来る人も居るけれど、このファミリーや普通の地元セネガル人はほぼ英語が通じず、細かい遣り取りが出来ないのが残念だった。地元の人と交流したければ、フランス語かウォロフ語は必須。せめてフランス語勉強していけばよかったな(セネガル人にはウォロフ語覚えなよーと言われるけれど、ハードル高し)。
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ママと息子オスマン。ママが家族の中心のピラミッド組織の様子(パパはもういない)。家族メンバーの役割は明確で、それぞれ自分の仕事を淡々とこなす。えらいなー!。
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娘のアミ。料理、洗濯、掃除と家事全般は彼女の仕事みたい。写真のようなカジュアルな服のときと、華やかなセネガル衣装のときがあった。どういう着分けをしているのかは不明。ウィッグも普通らしく、初めて会った日は髪長かったのに、翌朝は短くなってて、違う人かと思って初めまして風の挨拶をしてしまった。
 
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すごい綺麗好きで、毎日外の砂が入ってくるのを毎日掃除。柄の無いホウキを使用(ホウキって日本だけじゃないのね)。
 
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洗濯は桶で手洗いし、思いっきり干す。他の家でも洗濯物を沢山干している光景は良く見たので、洗濯好きな国民性なのかも。もしくは乾季だからか。
ちなみに、表の道路はゴミが結構落ちており、綺麗好きな国民性という訳でもなさそう。それか、家と外の区別がはっきりしているのか。
時折、外部の女性がやってきて洗濯してた。家事労働軽減のための外注というより、互助ぽい感じがした。仕事をあげるために頼んでる的な。分からないけど。
 
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中庭の水道。普通に水が出るが、写真右手のカメに汲み置きしてある。昔はよく断水したらしい。近所の子供が勝手に入って来てはカメの水飲んで帰ってく。
私はいつもペットボトルの水を飲んでたけど、一度、ジェントルマンな家の子がカメから汲んだ水をニコニコと持ってきてくれたことがあり、非常に焦った。カメに入ってた現地水道水、、、飲まない訳にはいかない、、、お腹壊すよねきっと。病気になるかも、、、と逡巡しながらも意を決して一口。味はそのまんま、カメに入ってた水の味。一口飲んで、とりあえずグラスをテーブルに置くと、他の子どもがうっかりコップを倒してくれ、思わずホッ。お腹も大丈夫だった。丈夫な体で良かった!
 
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家の子とか近所の子とか。入って来ては水飲んだり遊んだり、知らないうちに帰ったり。
 
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ご飯はみんなで食べる時は居間で。オシャレなソファーやガラスのローテーブル、ダイニングテーブルまであるのだけどそれらは使わず、黒い敷物を広げ、その上に小さい木の椅子を乗せて大皿を囲んで食べる。食べ屑はどんどん敷物に落とし、最後に一番下の弟(と思ってたら甥だった)が外で敷物を掃除して食事完了。
 
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例えばこんなご飯。魚と玉ねぎの煮物。フライドポテト付け合せ。フライドポテトはどこでもよく出てきた。
フランスパンが出ることが多かったけど、恐ろしく美味しい。温めてもいないのに、外側パリッと内側ふんわり。近所の商店で毎日食べる分だけ買ってくる。フランスで食べたフランスパンよりセネガルのフランスパンが美味しかった(驚!)。湿度の少ない気候のせいかしら。
 
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ステイ後半は、私専用にご飯持ってきてもらうことが多くなり。食べるスピードが遅いとか少ないとかで心配された説あり。美味しいんだけど、ボリュームが凄い。写真は人気のチェブジャン。お米と魚と野菜の炊き込みご飯。この皿で500gくらいあったんじゃないかと。。美味しいんだけど苦しかった!
それと、昼間でもカーテンとか窓とかあまり開けない様子。入口のドアは開けてカーテンだけなので風は入るけど薄暗い。電気は当たり前に使えるので昼間でも電灯点けたりしてるけど、室内写真はどうしても暗め。陽が多すぎる国だからかなあ。
言葉の問題で細かいことが聞けず、全部推測なのがもどかしい。。

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