映像の分かりやすさ:NASAの火星探索機着陸【最新英語ニュース】【勉強会レポート】

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世界各地の英語ニュースを読んでみようというコンセプトで、だいたい毎週どこかの英語ニュースを読むイベントを開催しています。
今週は2021年2月24日水曜開催、NASAが火星に探索機を着陸させて映像やら音声やらが飛んできているようなのでNASAのサイトを読んでみました。
Mars Exploration Program
https://mars.nasa.gov/#

NASAのサイトはとにかく情報量が多くてすぐ迷子になるし、どれを読んで良いのか分かりにくいのですが、アレコレ読むのがお好きな方には楽しめるかと思います。
トップページを眺めていて分からなかったのがこちらの表記「SOLS:HRS:MINS:SECS」。
「時間:分:秒」とあってその上のSOLOSが分からず、辞書で調べても「solo:単独の、ソロの」くらいしか見つからなかったのですが、参加者の方がササっと見つけてくださいました。
ソル – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%AB
「太陽日 (solar day)。地球以外の天体について、地球の太陽日 (DAY = 24時間) との混乱を防ぐために使う。火星ではおよそ24時間39分35秒。」
なるほどー!
さて読んだのはトップページに出ていたこちらの記事。火星に着陸する場面の記事です。
NASA’s Mars Perseverance Rover Provides Front-Row Seat to Landing, First Audio Recording of Red Planet
https://mars.nasa.gov/news/8870/nasas-mars-perseverance-rover-provides-front-row-seat-to-landing-first-audio-recording-of-red-planet/
映像と、日本語のページ(とくに図解)を見ると分かりやすいです。


日本語のページ「For ref 探査機の着陸イメージが分かります」by Mさん
https://jp.techcrunch.com/2021/02/23/021-02-22-watch-perseverances-harrowing-descent-to-the-surface-of-mars/
特にこの図が分かりやすいです
https://jp.techcrunch.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-23-perseverance-active-landing.jpg

気になった単語など

perseverance(p`ɚːsəví(ə)rəns) 忍耐、忍耐力
ちなみにperを取ったseverance(sév(ə)rəns)は断絶、分離、契約解除。
surveillance(sɚvéɪləns)は監視。私は一瞬この単語かと思いました。
rover 歩き回る人、流浪者
Front-Row 最前列
first-of-its-kind 一番最初の、今までに類を見ないもの
footage フィルム映像、動画
chronicle v.記録に留める n.編年氏、新聞
descent 降下、下り坂、襲来
plummet まっすぐに落ちる、急落 n.おもり
parachute パラシュートで降下する n.パラシュート、落下傘
rocket 高騰、突進する n.ロケット
inflation 膨張、インフレ、
intense 激しい、強烈な
high-definition 高解像度の
supersonic 超音速の
deployment 展開、配置
crater 穴、クレーター、噴火口
off-the-shelf 在庫品の、既製の
obtain 得る
Martian 火星人、火星の
you need look no further 英語っぽい表現だと思ったのですが、look no furtherで「これさえあれば十分だ」 「これ以上探す必要はない」という感じのようです
acting 代理の、臨時の
reinforces 増強、補強
precision 正確さ、精密な
components 構成要素
reconnaissance 調査、偵察
orbiter 軌道衛星,周回宇宙船
mast マスト、帆柱
astrobiologist 宇宙生物学者
pressure suit 気密服、与圧服
administrator 管理者
mandatory 強制的な、義務の、必須の
audacious 大胆な、勇敢な
intimate 親密な、詳細な
mph miles per hour 時速・・マイル
compartment 区画、個室
Technora テクノーラ 帝人の生産するパラ型アラミド繊維
Kevlar ケブラー 芳香族ポリアミド系樹脂
canopy 天蓋、キャノピー、大空
propulsion 推進力
plume 羽、柱
debris(dəbríː) 破片、岩くずの堆積物.
awe-inspiring 恐れ多い、荘厳な
heat shield 熱遮蔽
scorching 焦がすような、猛烈に暑い、痛烈な
downward 下向きの
pendulum 振り子
pitch 投げる、放る、設定する、傾ける、地面に落ちる etc
free-flying 空気中を飛ぶことができる
decelerate 速度を落とす
thruster (軌道修正用の)小型ロケットエンジン、押す人
discard 捨てる

感想など

映像や図解で見ると分かるのですが、英語の文章で説明されると理解が難しかったです。
英語で説明するにはこういう風に書く、という視点で読めると勉強になりそうですが、なかなかそこまでは至らずただ理解するので手一杯です。
では皆さんの感想です。
– 朝4時に起きてずっとNASAのビデオを見ていた。
 画像が綺麗で、火星の地表が鳥取砂丘みたいに綺麗だった。身近に感じた
– 他人事のように火星のニュースを見ていたが、今回読んでみてワクワクを味わえた
 
– 自分の庭のように見れるのが凄い。
 火星は遠い、本当に人類は行けるのか不思議な感じ
  
– アメリカは科学技術を大切にしていてPRも上手。映画のようにきれいに編集するので感心する
  
– 子供のころは漫画「宇宙のひみつ」でガガーリンなどに触れた。
– ニュースで聞いてても流れてしまうが、みんなで読むとちゃんと向き合える
  
– 宇宙の壮大なプラン。
 アメリカからはトランプの悪口とコロナしか来ないと思っていたが、「いつの間にこんなことを!」と流石。
 お金もかけてすごい
 
– 先週金曜はリアルタイムでYoutubeで見ていた。
– 帰宅時にいつも火星を見ながら帰ってる。本当に赤い。いつか行きたい
– 火星のニュースに興味なかったがワクワクした。
先日読んだSpaceXのマスクはインタビューで「夢がないと生きていけない」と語っていた
– 天才的な人が沢山集まってやっているのだろう、すごい
– 宇宙といえば、ケネディのイメージ、アメリカそのもの
 あのころに戻った気がする。イメージ的にはトランプが近いと思っている
– 当時、アメリカが月に人を送るというのはソ連に対する挑戦だった
 ->いまや中国が脅威となり、中国の衛星が回ってる。遷り変わり
– 火星まで7か月かかる。7か月前に飛ばしたもの
– パラシュートがなければこのミッションは成功しなかった。 実は日本製です。https://response.jp/article/2012/08/29/180390.html
 
また、使っていたマウスオーバー辞書の話にもなったので、こちらを紹介します。chromeのプラグインで軽くて便利です。
Mouse Dictionary
https://chrome.google.com/webstore/detail/mouse-dictionary/dnclbikcihnpjohihfcmmldgkjnebgnj

次回は

次回は2021/3/3水曜19時半です。読むサイトは週明けに決めます。
聴いてるだけ、日本語の部分だけ参加、などなど自由ですので皆さまお待ちしております!
イベント詳細・お申込みはこちらからどうぞ
https://www.meetup.com/Language-Exchange-%E8%A8%80%E8%AA%9E%E4%BA%A4%E6%8F%9B-with-%E8%8B%B1%E8%AA%9E-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E-Meetup-%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E7%94%BA/events/zlznfsyccfbfb/

このページはイベントレポート兼、勉強会メモです。参加された皆さんの発言などをまとめて編集しています。
単語の確認は主にhttps://ejje.weblio.jp/サイトを利用しています。
ご意見、ご感想、ご指摘等も頂けますとありがたいです。

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