世界各地の英語ニュースを読んでみようというコンセプトで、だいたい毎週どこかの英語ニュースを読むイベントを開催しています。
今週は2021年4月7日水曜開催、コロナワクチンの成果が出てきている国もあるようなので、ワクチン接種に向けてアメリカCDCのコロナサイトを読みました。
CDC(Centers for Disease Control and Prevention)
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-nCoV/index.html
コロナの情報がたくさん、あれこれ纏まっています。
世界の状況を眺めるのはデータトラッカーで
https://covid.cdc.gov/covid-data-tracker/#global-trends
この時点でアメリカの数字としては
感染者300万人、ワクチン接種 1億7千万人、死者55万人。
アメリカ人口が3億2千万、もう人口の半分は接種済みですね。すごい。
気になった単語など
CDC Issues Updated Guidance on Travel for Fully Vaccinated People
https://www.cdc.gov/media/releases/2021/p0402-travel-guidance-vaccinated-people.html
まずはこちらのワクチン接種済の方への旅行ガイダンス。
ワクチンが済んだらもう旅行とは凄いです。
やらなくても大丈夫なことと、継続するコロナ対策が説明されています。
vaccinate ワクチン接種をする
given giveの過去分詞。
形容詞としては、与えられた、しがちで、を仮定すれば(=if)
evaluate 評価する
post-travel 旅行の後
post‐ 後ろの、次の
self-quarantine 自宅待機
quarantine (伝染病予防のために)隔離する、検疫する
introduction 紹介、伝来、渡来、序論
SARS-CoV-2 コロナのウィルス名
variant 変形、異形
disease burden 疾病負荷[経済的コスト、死亡率、疾病率で計算される特定の健康問題の指標]
jurisdiction 管轄区域、司法権
due to のため、の結果
household 家、一家、世帯
When You’ve Been Fully Vaccinated
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/fully-vaccinated.html
もう一つはワクチン接種後について。基本的には旅行ガイダンスと同じです。
ventilate 空気を通す、換気する、公表する、表す
setting 据え付け、沈むこと、調節、はめ込み台、環境、背景
もう一方のグループはこちらのページを読んだそうです。
Key Things to Know About COVID-19 Vaccines
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/keythingstoknow.html
感想など
今回は書かれている内容以外の部分について色々と考えている方が多かったのが興味深かったです。
英語としては読みやすかったですが、その分いつも以上に違うことを考えられたのかしらと思いました。
ではみなさんの感想です。
– アメリカ人はダイナミック、ダイバーシティ
海外サイト経由での来年の旅行予約がもう入っている。クルーズまで。
– これもあれも出来る、と伝えていて日本とはメンタリティが違う
ワクチンを通して世の中が動いてきてる。仕事でワクチン証明書が必要になりそう。
一方でワクチン反対層の存在も
– アメリカは人口の半分が接種、日本はまだ1%未満
半分過ぎたのでこういうアナウンスが出来るのだろう
– アメリカは接種が進んでる。日本、欧州は遅れ気味
アメリカの接種が一通り終わったら、他国への供給が増えるかと期待している。
海外渡航には証明書が必要になりそう
各国でスタンスが違う、気になっている。
早く接種して旅行できるようになりたい
– 義務じゃないので打たない人もいる。副作用での死亡例もある。
自分はワクチンを打っていろいろ出来るようになりたい。ワクチン開発進むといい。
– ちょうどラスベガスでのニュースがあった
バイデン大統領は前倒しで打ち終わると言ってる
感染者急減、目に見えた効果が出ている
->CDCがエンカレッジし、インセンティブを付けてる
先を進んでる感じ、羨ましくも思う。
自分たちで薬作ってるからか?日本は作れないので悔しい気持ちもある。
いい方向に進んでいると思う。
– 我々が知ってること、知らないことを読んだ(Key Things to Know About COVID-19 Vaccines)
– 透明性:分からないことをちゃんと言う
– 英語が易しい。小学生でも読めるような易しさ
– 医者、クリニック、薬局などワクチン打つ場所でやってはいけないこと
-> 「金を取るな」と言ってる
便乗商法はNG、向こうの医者は悪者が多いのか。一種の病気
(ワクチン接種はタダ)
-> アメリカの公的保険が無く、複雑な仕組み。それも関係あるのでは
– アメリカの大局的なところを見れた、ダイナミック
– 国民に分かりやすく情報発信してる。
日本の厚生省のサイトは頑張っているが、リンク先がPDFだったり、1か所で分かりやすくにという点ではいまいち
– 保険の仕組みの違いも感じる。お金の注意もハッキリ明記していて、ダイナミック
– ワクチンを受けたくない人達の対応:州ごとに決まりがある
->個人の自由度とダイナミックさ
->アメリカすごいと感じる
– 日本人からすると、なんでこんなこといちいち書くのか?という感想ももつ
こと細かく、日本人的には常識的に思えることをいちいち伝える必要があるよう
– 自分はワクチン大賛成
自分の地区では5月だと聞いた。
お金払うと申し出た -> 先方の反応は特になし
– ワクチンパスポートの賛否がある
– イスラエルは接種が進み、スゴイ。Youtubeでイスラエルのマスク無しの日常生活を見た
->今回、イスラエルの状況を確認しようとイスラエル保健省などのサイトを探したが情報が無かった
->イスラエルはワクチン会社との交渉し、高くてもいい、データを全部渡すという条件でワクチンを優先的に受け取っている。
※ イスラエルについてファイザーの情報がこのあたりにありました。ちゃんと読んでませんが次回はこの辺もよいかもと思います
REAL-WORLD EVIDENCE CONFIRMS HIGH EFFECTIVENESS OF PFIZER-BIONTECH COVID-19 VACCINE AND PROFOUND PUBLIC HEALTH IMPACT OF VACCINATION ONE YEAR AFTER PANDEMIC DECLARED
https://www.pfizer.com/news/press-release/press-release-detail/real-world-evidence-confirms-high-effectiveness-pfizer
– 簡潔な英文で分かりやすかった。でも実は難しい内容を情報整理して提示していると思う。
アメリカでも英語が分からない人も多い。
今回は意味がよく分かって嬉しかった
– アフリカではケニアもコロナ増加。タンザニアでも新大統領がコロナ対策に取り組む
– アメリカの速さを感じる。日本は外国から習う国だが習ってるだけでいいのだろうか
– 分かりやすさ
日本でも外国人は公的文書が分からない
やさしい日本語、多言語化を進める動きはあるが、ダイナミックに変わっているようには見えないのが残念
– アメリカの政府系ページでは多言語でのサポートがある
最近では「いじめをやめよう」Stop Bullying https://www.stopbullying.gov/ のサイトも
今回のCDCページも一番下に多言語のリンクあり。日本語も。
次回は
次回は2021/4/14 水曜19時半です。読むサイトは前日には決める予定です。
聴いてるだけ、日本語の部分だけ参加、などなど自由ですので皆さまお待ちしております!
https://www.meetup.com/Language-Exchange-言語交換-with-英語-フランス語-Meetup-東京神谷町/events/nntsgsyccgbsb/
イベント詳細・お申込みはこちらからどうぞ
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このページはイベントレポート兼、勉強会メモです。参加された皆さんの発言などをまとめて編集しています。
単語の確認は主にhttps://ejje.weblio.jp/サイトを利用しています。
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