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2021年6月2週のアフリカニュース:南アの警備産業成長、エチオピア航空黒字、中央アフリカ内閣辞任、カカオ新用途、リベリアと仏、南ア航空半民営化、ジンバブエ暴力の迷信

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2021/6/9-2021/6/15にシェアしたアフリカニュースです。

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Facebook(https://www.facebook.com/cafebarbluebaobab/)でアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。

今週もコロナ禍関連での話がいくつかありました。

南アフリカで民間警備産業がコロナ禍で一層伸びている話、
エチオピア航空がコロナにも関わらず黒字で2020年度終了、
コートジボワールのカカオ産業ではカカオ廃棄物の再利用など。

そのほかには
中央アフリカ共和国ではフランスとの関係性のためか首相辞任、内閣解散、
リベリアとフランスとの関係の話、
国営南アフリカ航空で政府が株式保有の過半数を手放した話、
ジンバブエでは古くからの暴力の迷信に取り組む話。

#アフリカ 899 2021/6/9
【南アの民間警備産業、急成長】

南アフリカで民間警備業界が伸びているそう。
日本にも警備員はたくさんいる、と思いましたが南アの警備員は武器を扱ったり、やはりハードですね。
雇用が生まれる一方、法的にグレーな部分や貧しい人は頼れないなど問題もあるよう。
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・南アフリカは世界有数の民間警備産業、急成長中
・「南アの警察官は足りず、警察の下で民間警備がサポートする」

・コロナ禍で治安も悪化。モザンビークでの過激派の攻撃で不法移民も増加
・取材中にも事件「捕まえて警察に連れていく。警察が調査して書類を書く。
 捕まえたのはモザンビーク出身の二人だ」

・民間警備は法的にグレーの動きもするという懸念も
・失業率32%の南アで民間警備は200万人の雇用を生んでいる。人口5900万人
  元兵士や元現金輸送警備員など:運転免許があり、武器を扱え、犯罪歴がないことが必要

・「市民は民間警備に頼るが貧しい人は頼れない」

South Africa: Insecurity sees rapid growth of private security sector
https://www.africanews.com/2021/06/08/south-africa-insecurity-sees-rapid-growth-of-private-security-sector/

#アフリカ 900 2021/6/10
【エチオピア航空 2020年度黒字】

エチオピア航空が黒字で2020年会計年度を終了。すごいですね。
黒字で終えた航空会社は世界で3社だけだそう。

有料記事部分が読めていませんが、以前読んだ記事では貨物輸送に転換するということでした。COVAXやコロナの支援物資で貨物輸送ボリュームは増えたようなんですよね。
またその以前読んだインタビュー記事ではこのCEOの方は非常に仕事人でした。さすがです
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・今年創立75年になるエチオピア航空
 ->2020年度の収益が黒字で終わった航空会社は世界で3社のみ、そのの1つ
 (会計年度は6月末)
 
・コロナ禍で世界の航空業界の累積赤字は1250億ドル(1030億ユーロ、12兆円)
 ->そのうち16億ユーロはアフリカの航空会社
 
・エチオピア航空のTewolde GebreMariam CEO:「機敏さを証明した。
 迅速な意思決定と回復力で旅客輸送の落ち込みに対応した」
 
・アフリカでは前年比で旅客輸送は69%ダウン

・COVAXスキームでアストラゼネカ/オックスフォードワクチンを輸送するエチオピア航空

Ethiopian Airlines ends 2020 fiscal year with profit due to its ‘agility’
https://www.theafricareport.com/96286/ethiopian-airlines-widens-operations-with-vaccine-deal-and-joint-ventures-with-national-carriers/

#アフリカ 901 2021/6/11
【中央アフリカ共和国 首相、内閣辞任】

中央アフリカ共和国の首相、内閣が辞任ということですが、
ロシアが入り込んでいて、旧宗主国のフランスはそれが面白くないという状況のよう。
ロシアとフランスがそれぞれフェイクアカウントで北アフリカ、西アフリカで偽情報を広めあっているって本当だったら酷い話ですね。
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・中央アフリカ共和国CARのFirmin Ngrebada首相とその内閣が辞任
 ->首相は2019年2月就任
 ->旧宗主国フランスとの政治的外交的緊張関係が発生したのちの辞任

・2013年から紛争、2019年2月にハルツーム平和協定。その際の立役者の一人
・新政権を率いる可能性も

・フランスは今週、バンギの軍事支援の一時停止を発表
 ->中央アフリカがロシアのプロパガンダに加担しているとして
 ->中央アフリカ側は武器携帯したフランス人をスパイとして起訴
 
・2020年12月にFacebookはフランスとロシアがCARで誤情報キャンペーンを行っていると非難
 ->両国の数百のアカウントを削除。北アフリカ、西アフリカ13か国で

・Ngrebada首相はロシアと関係が深いとの批判も
 ロシアはFaustine-Archange Touadera大統領の政権を支援、軍事訓練など
 
・2018年にロシアがCARに入ってからフランスの影響力は弱くなっている

Central African Republic's prime minister, cabinet resign
https://www.africanews.com/2021/06/11/central-african-republic-prime-minister-cabinet-resign/

#アフリカ 902 2021/6/12
【カカオの新しい使い道】

コートジボワールでカカオの廃棄物をバイオ燃料に再利用する話。
感心したのはコロナ禍で収益性の落ちたカカオ栽培からゴム、バナナ栽培に転換する農家が多いとのこと。その転換の速さがすごいです

ココア廃棄物利用でココア農家にもプラスの収入になるそう。
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・コートジボワールはカカオの産地。世界のカカオ豆40%を産出
 ->国内では600万人がココア産業に従事

・カカオの殻やさやは廃棄、その量が増えていた
 ->バイオマス工場で再生可能エネルギーとしての利用へ

・Divo、Sodenのバイオマス工場は米国の支援で2023年完成予定
 年間46,70MWの発電能力、温室効果ガス排出削減にも

・現在は化石燃料、天然ガスが主流

・カカオ農家にとってもプラスの収入に
  供給過剰でゴム、バナナ農家に変わるケース多かった。コロナの影響

・もう一つのカカオ産地ガーナでは小規模発電にカカオの廃棄物を利用

The powerful new use for cocoa
https://www.bbc.com/future/article/20210607-a-chocolatey-sustainable-alternative-to-fossil-fuels

#アフリカ 903 2021/6/13
【リベリアとフランス関係】

フランス外相がリベリアを40年ぶりに訪問。
40年ぶりってすごいですけど、サヘルの過激派が悪化してるからか、リベリアがそれどころでは無かったからか、どうなんでしょうね。
フランス軍はサヘルから手を引きつつあるのかと思ってましたが、各国との関係性は強化するのでしょうか。
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・リベリアは40年ぶりにフランス外相を迎え、
 リベリアのジョージ・ウェア大統領と2国間の関係強化について話す
 
・特に軍事協定について
・仏外相「サヘル地区からギニア湾にかけて過激派への懸念が高まっている。
 コートジボワールのアビジャンに対テロ国際アカデミーができることもそれの対策に寄与するだろう」

・仏外相はブルキナファソも訪問。ブルキナでは100名以上が死傷する襲撃事件があったばかり

France and Liberia strengthen ties
https://www.africanews.com/2021/06/12/france-and-liberia-strengthen-ties/

#アフリカ 904 2021/6/14
【南アフリカ航空 政府の所有権が半数を切る】

コロナ前から経営悪化してた南ア航空ですが、政府が株式保有の過半数を手放したよう。
南アは電力会社のEskomもゴタゴタしてますが国営だとどうしても腐敗するんですかね。
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・国営企業南アフリカ航空SAAの株式所有 6/11で政府49%、投資家51%
->過半数を得たのはグローバル・エアウェイなどのTakatsoコンソーシアム

・SAAは2020/3から運行停止中
17か月におよぶ救済プロセスにより2021年の7,8月に国内運行再開予定

・今後の資金もコンソーシアムが出資予定。南アの税金投入はしない

・2011年に黒字、その後は累積赤字がかさむ。多額の税金投入

・コンソーシアムへの契約条件は不明
 飛行路線の制限や長期雇用、今後の資金提供などについて
 経営上の決定権があるのかも不明
 
・SAAは設立87年の国営企業
  元国営企業Telkomの民営化と同じ道をたどりそう
   2003年から一部民営化、2020年時点で政府所有は40%

Government gives up its majority ownership of SAA
https://www.dailymaverick.co.za/article/2021-06-11-government-gives-up-its-majority-ownership-of-saa/

#アフリカ 905 2021/6/15
【ジンバブエは暴力の迷信に取り組む】

気の滅入るトピックですが、ジンバブエで古い価値観に挑んでいく話。男性からの暴力を肯定するのは世界どこでも割と一緒ですかね。
まず考え方が変わっていく必要があるんでしょうね
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・古い考え方「殴られないのは十分に愛されていない証拠」「女性は黙って耐えて祈る」
->しかし少しずつ変化

・ジンバブエ女性の3人に1人は暴力経験。主にパートナーから
->コロナのロックダウンで悪化
->世界女性ホットラインへの相談は前年比40%増

・ある女性は女性法律相談に行くまで、夫が妻を殴る権利は無いということを知らなかった
 「女性としての自分の権利があるなんて知らなかった。自分の権利を学び、助けを求める勇気を得た」
 
・支援団体「女性が被害を訴えにくいのは文化的、宗教的価値観、家族の干渉のため」。タブーになっている

・「コミュニティは女性、少女が暴力を受けずに生きていくための支援の重要性に気づくべき」

If he hits you, he loves you: Zimbabwe tackles myths and violence
https://news.trust.org/item/20210609115342-ohy5j/

このアフリカニュース投稿について。
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