東京在住のミャンマー人アーティストによる展示会です。
期間:2018/7/3(火)ー8/31(金)
場所:Blue Baobab Africa
※ 店舗の営業時間、営業日内での展示です。
展示会ページ:
https://www.facebook.com/Art-exhibition-by-Saung-2097548653900861/
展示会ページより転載:
展示会「シュガー・ルーラーズ」について
このタイトルは、特に東南アジアや南アジア、南米など、南方の国々の美しい女性を意味しています。
この展示会は、肌の色や外見で悩み、格闘している多くの女性に捧げたものです。私自身、東南アジア出身ですが、肌の色が濃いというだけで自尊心を失っている美しい女性たちに、これまで数多く出会ってきました。彼女らは、肌の色のせいで、男性や家族からでさえも、からかわれたり、自尊心を傷つけられたりしてきました。男の子の中には、肌の色が濃い女の子とはデートしない子もいます。若く才能のある女の子でも色が濃いと、就職の面接試験を受けさせてもらえないケースもあります。明るい肌の女の子の隣に立つと、自分の魅力に自信が持てない女性も多いのです。
私がこの展示会で伝えたいことは、こういったコンプレックスを持つ女性に勇気を持ってもらい、濃い色の肌は最も魅力的な女性の要素だということです。ですので、私が描く人物は意図的に肌の色が濃いのです。そうすることで、彼女たちの美しさを表現し、濃い肌の色こそが写真においても魅力的だということを彼女らに示したいのです。
「ルーラー(統治者)」という言葉は、精神を高めるということ、つまり、どんな色の肌であっても抜群に美しく、最高なのだということを表しています。私の作品が彼女たちに自信をもってもらう一助となり、美白化粧品を買わないでいてくれるよう願います。
他にも、昔描いた作品や最近の作品もあります。ミャンマーや日本の有名な場所を描いたものが中心です。ミャンマーのファブリックや日本の着物にインスパイアされたガウンは、私が創作しました。みなさんにも楽しんでもらえたらと思います。
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